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ソフトバンク、シニア向けスマホ「シンプルスマホ3」を発表。9月上旬以降に発売へ

ソフトバンクは23日、「SoftBank」向けの新製品としてシャープ製の「シンプルスマホ3」を発表した。発売時期は9月上旬以降の予定で、発売に先立ち、9月2日から予約受付が始まる。

<▲図:シンプルスマホ3>

シンプルスマホは主にシニア層をターゲットとし、スマートフォンを使うのが初めての方でも扱いやすい、という機種。

シンプルスマホ3では、ホーム画面のデザインが特徴の一つで、大きな文字とアイコンで構成され、1〜4までの数字ボタンによく連絡する相手を登録しておけば、ワンタッチで連絡できるという「楽ともリンク」もある。

さらに、シンプルスマホ3を手に取るだけで画面が点灯する機能もある。

ディスプレイのサイズは約5インチで、解像度は1,280×720ドット。

バッテリー容量は大きく、2,810mAh。IGZO液晶、省電力機能によって、3日間の電池持ちがあるという。もちろん長時間アプリを使ったり、ウェブサイトを長時間閲覧したりと、使い方によっては3日間持たないだろうが、2,810mAhは確かに大容量なので、一般的なユーザーであれば、1日半や2日は持ちそうだし、3日持つユーザーもいるはずだ。

さらに、バッテリー残量が減った時に動作や機能を一部制限することでより長持ちさせる「長エネスイッチ」という機能もある。

シニア層をターゲットとしていることもあり、「緊急ブザー」も搭載されている。本体背面に搭載されていて、ブザーをオンにするとブザー音が鳴り、事前に登録していた連絡先に自動的に電話が発信され、現在地の位置情報がメールで送信されるので、外出時に急に体調が悪くなった場合など、緊急時に役立つ。

本体は米国国防総省の調達基準である「MIL-STD-810G」に準拠した試験をクリアする耐衝撃性能を持ち、防水・防塵仕様でもある。タフネスさも魅力の一つ。

なお、シニア向けのシンプルスマホとはいえ、実は普通のAndroidスマートフォンでもあるので、「Google Play」から様々なアプリを自分で追加インストールすることもできる。Google Playからのアプリのインストールが制限されているわけではないので、扱いに慣れてきてゲームや各種アプリを使いたくなった場合でも対応できる。

他には本体背面に搭載されたカメラ専用のシャッタキーなども特徴の一つだ。

ネットワークではLTEに対応し、下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbpsでの通信が可能。本体サイズは約71×143×9.2mmで、重さは約140g。OSはAndroid 6.0で、CPUはオクタコアのQualcomm MSM8952、メモリは2GB RAM、16GB、Wi-FiはIEE802.11b/g/n準拠、Bluetooth 4.2、microSDカードは最大で200GBのmicroSDXCまでサポートする。

カラーバリエーションはライラックシルバー、ブラック、ピンクの3色。

【情報元、参考リンク】
ソフトバンクオンラインショップ
ソフトバンク/プレスリリース

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