【せう先生のスマホ講座】第49回:Pokémon GO(ポケモンGO)のためにAndroidスマホを買う人に気を付けて欲しいこと

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GAPSISをご覧の皆様、「せう」です。こんにちは。僕の18歳の誕生日に、Nianticのスマホゲーム「Pokémon GO」(ポケモンGO)が日本のGoogle Playからもダウンロードできるようになりました。ポケモン世代ながらポケモンをやったことのない私ですが、それなりに楽しんでいます。

<▲図:まだまだ捕まえきれていません……orz>

それはさておき、「Pokémon GOをやろうとしたらスマホが動作要件を満たしていなくて悔しい思いをしている」という話をちらほら聞きます。何を隠そう、僕の身内にもそういう人がいるのです……。

それもあってか、突発的にスマホの買い換え需要が高まっている、という話も聞きます。しかし、買い換えようとしているスマホがAndroidの場合、何の考えも無しに買ってしまうとPokémon GOができなかったり、できたとしてもフルに楽しめなかったりする可能性もあります。

そこで、今回のスマホ講座では、Pokémon GO目当てにAndroidスマホを買い換える場合に気を付けるべきスペック項目を確認していきます。


■OS:Android 4.4以上が必須

<▲図:Androidのバージョンは大丈夫ですか?>

Android版Pokémon GOはAndroid 4.4以上のOSが必須です。買おうとしているスマホがAndroid 4.4以上のバージョンになっているかどうか確認しましょう。

なお、OSの要件はOSバージョンアップによって満たせる場合もあります。要するに、販売時に搭載しているOSのバージョンが4.4未満でも、すでにOSバージョンアップが提供されている場合は購入後の操作でバージョンアップさせることでプレイできる可能性があるということです。この辺は買おうとしているスマホの販売元(メーカーやキャリア)に確認しましょう。


■システムメモリー(RAM):2GB以上が必須条件だが1.5GB程度あれば動くかも?

<▲図:システムメモリーは2GB以上。あればあっただけいいですよ!>

Android版Pokémon GOは2GBのシステムメモリー(RAM)が必須です。昨今のAndroidスマホでも、超ロースペックモデルではまれに搭載メモリーが2GB未満である場合があるので気を付けたいところです。

なお、Web上では1.5GBのRAMのAndroidスマホでも動作したという情報もちらほらあります。しかし、Pokémon GOに限らずゲームアプリはRAMをじゃんじゃん使う傾向にあるので、あるだけあるにこしたことはありません。


■CPU:現状ではARMアーキテクチャが必須。Intelアーキテクチャは動作保証なし

Android版Pokémon GOはARMアーキテクチャのCPUを前提にプログラムされています。ARMはイギリスのCPUアーキテクチャ(構造設計)企業です。Qualcommの「Snapdragon」シリーズ、MediaTekの「MT」シリーズ、HiSilicon(Huaweiのグループ企業)の「Kirin」シリーズなど、Androidスマホで使われているプロセッサーの大半はARMからアーキテクチャのライセンスを受けて開発されています。

<▲図:最近ソフトバンクグループが買収提案をして話題のARM>

AndroidはOSとしてはARMアーキテクチャのCPUとIntelアーキテクチャのCPUをサポートしていますが、Pokémon GOはIntelアーキテクチャのCPU(具体的には「Intel Atom」)での動作を保証していません。テスト版と異なり、一応インストールはできるようですが、画面が乱れる、動作が不安定などの報告もあります。

Pokémon GOを快適にやるにはIntel CPUのAndroidスマホを避けて選ぶしかなさそうです……。NianticがIntel CPU向けの最適化をすれば話は別ですが。


■画面解像度:HD(720×1280ドット)以上の解像度が必要

Android版Pokémon GOは、HD解像度(720×1280ドット)以上の画面を前提にしています。実はゲームは解像度が低いほどサクサク動くという話もなきにしもあらずなので、解像度が低いハイスペックモデルだとかなり快適にプレイできる予感がします。

超低スペックモデルでは、画面の解像度がHD未満である場合もあるので、画面解像度にはくれぐれもご注意を。

<▲図:解像度的な意味で最低条件を満たす「arrows Fit F-03H」>

なお、Android版Pokémon GOはスマホで使うことを前提にしています。タブレットでも一応プレイできますが、機種によっては画面表示がちょっと「間抜け」な感じになるかもしれません……。


■GPS機能:ゲームの特性上必須

<▲図:GPSでの位置測位は必須>

Pokémon GOは、ベースとなったスマホゲーム「Ingress」と同様に、現在地の位置情報を利用するゲームです。そのため、GPSによる位置測位に対応する端末が必須です。とはいえ、現行のスマホ用プロセッサーは通常GPSに対応しているのでそこまで気にしなくていいかもしれません。ネットワークからの位置情報補足(A-GPS:Assisted GPS)に対応する機種ならより快適にプレイできます。


■ジャイロセンサー:ARモードプレイ時には必須

Pokémon GOの醍醐味の1つが、現実世界をカメラで投影しつつポケモンを捕まえられる「AR(拡張現実)機能」に対応していることです。この機能は、スマホ本体内にある「ジャイロセンサー(角速度センサー)」によって実現しています。

<▲図:AR機能を有効にする場合はジャイロセンサーが必須です>

Androidスマホの場合、ハイエンド機種ならおおむねジャイロセンサーを搭載しているのですが、エントリー・ミドルレンジモデルでは搭載していないことが珍しくありません。要するに、エントリー・ミドルレンジモデルではPokémon GOのAR機能が使えない可能性が高いのです。

通常、Androidスマホのカタログ類ではGPS機能や加速度センサーの有無は書いてあっても、ジャイロセンサーの有無が書いていないこともあります。AR機能を使う予定があるなら、センサー類の有無を調べられるアプリ(分かりやすさの面ではNTTドコモの「端末仕様確認ツール」がお勧めです)で調べさせてもらうか、販売元に確認することをお勧めします。


ということで、Pokémon GOのためにAndroidスマホを買い換えようとする人はぜひ参考にしてください!


記事執筆者プロフィール
せう
ブログ:せうの日記、Twitter:@shoinoue

静岡県三島市で産まれ、静岡県駿東郡長泉町で生まれ育ったアメリカ系日本人3世。見た目が日本人離れしている反動で、身の回りの道具は日本で開発されたものだらけである。ITmedia、andronaviを始めとするWeb媒体を中心に執筆活動を展開。自前のブログ「せうの日記」も宜しくお願いします。

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