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LINE、暗号化通信方式「Letter Sealing」をグループトークにも適用。適用有無が一目で分かるIndicator機能も導入

LINEは30日、コミュニケーションアプリ「LINE」において、より安全に通信を行える取り組みとして導入している暗号化通信方式「Letter Sealing」の対応を拡大しており、31日よりグループトーク/複数人トークへの一次適用を開始すると発表した。

<▲図:Letter Sealingで暗号化されている場合は鍵マークがつく>

さらに、Letter Sealingで保護されたトークルームであるかを一目で判別できる鍵マークを表示するIndicator機能の提供も始まる(上図参照。鍵の形をした小さなマークが表示される)。

実は海外ではグループトーク/複数人トークへのLetter Sealingの適用は7月5日から始まっており、Indicator機能も8月10日に導入済みとなっている。

日本では昨年11月8日からLINEのトーク機能における1対1のメッセージを対象にLetter Sealingの一次適用を開始し、今年の7月26日からは1対1の無料通話機能にも適用している。そして、明日からはグループトーク/複数人トークにも一次適用される。

このLetter Sealingは、送信者の端末からLINEのサーバーを経由した受信者の端末まで通信内容を暗号化し、送信者と受信者以外にはメッセージ内容を解読できないように設計された暗号化通信方式。仮に送信者と受信者の間でメッセージの通信を盗み見られたとしても、暗号化されているため解読することができない、ということになる。

Letter Sealingで暗号化されているのは、現在のところテキストメッセージと位置情報のみだが、今後は順次適用範囲をl拡大していく予定だという。

グループトーク/複数人トークに関しては、トークに参加しているユーザーが全員Letter Sealingを利用している場合、グループトーク/複数人トークに対してもLetter Sealingが適用される。さらに、適用の有無を判別できるIndicator機能も順次全ユーザーに適用される。

【情報元、参考リンク】
LINE/プレスリリース
Google Play/LINE
App Store/LINE

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