auも協力する月面探査レース参加チームHAKUTOのローバーのデザインが決定!

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KDDIは29日、世界初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に挑戦するispaceが運営する日本唯一の民間月面探査チーム「HAKUTO」のローバーフライトモデルのデザインが決定したと発表した。


Google Lunar XPRIZEのミッションは、民間開発の無人探査機を月面に着陸させて、ローバーを500km以上走行させ、ローバーに搭載したカメラで撮影した月面の模様を地球に送信すること。

このミッションでは「通信」も重要な役割を担うこととなり、KDDI(au)は技術的なサポートをする。

そのGoogle Lunar XPRIZEに参加するHAKUTOのモデルのデザインが今回決定し、側面には「au」のロゴが描かれる。

ローバーフライトモデルは、コストを抑える一方で、ミッションの遂行に必要な能力も備えなければならず、そのバランスが最適になるような設計を行うこととなる。

月への打ち上げには1kgあたり約1億2,000万円のコストが発生するため、ローバーの軽量化は非常に重要な要素となってくる。従来のプリフライトモデル3は約7kgだが、HAKUTOフライトモデルは約4kgと軽くなっている。さらに、部品に関しても特注品ではなく民生品を活用し、その点でもコストを抑えている。

auが協力する通信に関しても、100パターンを超えるアンテナ位置の検証が行われ、もっとも通信性能を安定して得られるように考えられている。また、2.4GHzと900MHz、2つの帯域を活用し、通信が途切れないよう工夫している。

auではこのローバーも登場する新テレビCMを用意し、31日から全国放映開始する。YouTubeでは29日に先行公開されている(下に掲載)。



ローバーの実機は2017年1月までに製造され、2017年中に月面へ向けて打ち上げられる予定。今回のデザイン決定に伴い、HAKUTOの試みに共感し、技術面等からサポートを行っているオフィシャルパートナーである6社のコメントは次の通り。

KDDI株式会社 代表取締役社長 田中 孝司 氏
「来年の打ち上げに向けて、HAKUTOのローバーフライトモデルのデザインが決定したことに非常に期待が高まり、ワクワクしております。月面は地球上とは大きく環境も異なり、様々な困難が予想されますが、KDDIが通信分野で培ってきた技術や経験を最大限提供することで、これからもHAKUTOを強力にサポートしていきたいと思います。この純民間開発による壮大なチャレンジを、パートナー企業様をはじめとした多くの方と一緒に応援していきます。」

株式会社IHI 代表取締役社長 満岡 次郎 氏
「HAKUTOの技術と思いを乗せた、新しいローバーフライトモデルが、日本代表として月面着陸に挑む姿に、胸が高鳴る思いです。ものづくり技術、そしてエンジニアリングの力で、宇宙のフロンティアに挑戦し、夢の実現に向けてひたむきな努力を惜しまないHAKUTOの皆さんを、IHIはこれからも応援していきます。」

Zoff/株式会社インターメスティック 代表取締役会長兼社長 上野 照博 氏
「本プロジェクトには、Zoff人気No.1シリーズ「Zoff SMART」とローバーが共に、高機能素材「ウルテム」を軽量で丈夫、熱に強いという点を評価し採用しているというご縁でご一緒させていただいております。フライトモデルデザイン発表の今日は、また一歩、HAKUTOが月に近づいた日で、大変ワクワクしております。HAKUTOが"夢みたいを現実に"していく歩みをサポートするのが、楽しくてなりません。これからもZoffは、一丸となって応援してまいります。」

日本航空株式会社 代表取締役社長 植木 義晴 氏
「JALは『「夢みたい」を現実に。』を合い言葉に空を越え、月を目指してチャレンジを続けるHAKUTOの姿勢に共感し、ローバー開発、保守に対する航空機整備技術の応用、加えて来年の打ち上げに向けたチームHAKUTO、ローバーの移動を最大限サポートしてまいります。このチャレンジが、航空宇宙産業の更なる発展に繋がるとともに未来ある子供たちに夢を与えられるものとなるよう、期待しています。」

株式会社リクルートテクノロジーズ 執行役員CTO 米谷 修 氏
「リクルートテクノロジーズは、常に挑戦をし続ける企業です。最先端のテクノロジーを試したり、未知のデータに挑んだりといったことに、これまで取り組んできました。リクルートのコーポレートメッセージの一つに「まだ、ここにない、出会い。」というフレーズがあります。今回の月面探査というミッションにも、たくさんの「出会い」が待っていると思います。そんな出会いを求めて、私たちも全力でHAKUTOを応援したいと思います。また、ミッションが成功した暁には、月面データの分析はぜひ弊社にお任せください。」

スズキ株式会社 常務役員 海外四輪事業本部長 齊藤 欽司 氏
「私どもスズキが1988年に発売したSUVの初代エスクードの開発コンセプトは、「月面車」でした。もちろん、本当に月面を走行するのではなく、未知の荒地を走破する四輪駆動性能と快適なキャビンの両立、という意味です。この開発コンセプトは今も生き続けており、最近ではイグニスなどの魅力的なSUVをつくっております。HAKUTOチームを応援させて頂くことは、約30年前に掲げたこの開発コンセプトに、実際に近づく一歩でもあります。私どもの協力が、未来の技術に繋がることを楽しみにしております。」

セメダイン株式会社 代表取締役社長 岩切 浩 氏
「セメダインは日本初の接着剤を生み出して以来、ビルやインフラ、自動車やスマートフォンなど様々なものづくりを支え続けてきました。中でも、「弾性接着剤セメダインスーパーX」は、世界の電子部品設計の分野で、定番としてお使いいただいています。そして今回、月面ローバーの設計を通じ、HAKUTOの月面探査チャレンジを支援できることとなり、誇りに思っております。私たちセメダインは、これまで培ってきた最先端の接着技術で、HAKUTOチームを力強くサポートしていきます。夢の実現に向かって全力で頑張りましょう。」

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
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(2016年9月19日集計分)
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