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ドコモ、安価にコインパーキングを開設・運用できるスマートパーキングシステムを開発

NTTドコモ(以下、ドコモ)は6日、コインパーキングを開設・運用するコストを大幅に削減できる「docomoスマートパーキングシステム」を開発したと発表した。

<▲図:システム構成>

このシステムは、車の入出庫を感知する機能を搭載したIoT機器「スマートパーキングセンサー」、通信モジュールを搭載したゲートウェイ、クラウド上の駐車場管理サーバーから構成される。

従来型のシステムよりも手軽で安価、さらにはインターネットとの親和性の高さから顧客のスマートフォンを活用した便利サービスも提供できるという利点がある。

<▲図:スマートパーキングセンサー>

これまでなら採算が合わないような小規模な土地でも、工事期間が短く安価にコインパーキングを開設・運用できるので、空き地の一時的な駐車場への利活用が期待され、都心部や住宅街での慢性的な駐車場不足の解消に繋がる。

スマートフォンとの連携というのは、ユーザーがスマートフォン向けのアプリから事前に空車状況を確認した上での駐車予約を手軽にできる機能など。コインパーキングの空きに関しては、「NAVITIME」などのカーナビ系サービスや、コインパーキングの独自アプリなどでも調べられるが、こうした機能はやはり便利だ。さらに、アプリを通じて利用時間に応じた料金の決済ができるので、支払いも手軽になる。

<▲図:サービス利用イメージ>

ドコモは13日より、株式会社プレステージ・インターナショナルと株式会社プレミアモバイルソリューションが運営する保守・運用サービスと今回のシステムを組み合わせ、株式会社コインパーク及び株式会社シェアリングサービスの一部駐車場で実証実験を行う。

この実験では、プレステージ・インターナショナルとプレミアモバイルソリューションは駐車場運営事業者に対し、ドライバーからの問い合わせ対応や不正駐車の監視や駆けつけサービスなどの保守・運用サポートを行う。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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