Androidニュース&アプリ情報メディア

ライブ配信サービス「LINE LIVE」がデータ量を節約しつつ視聴できる機能を導入

LINE株式会社は26日、ライブ配信サービス「LINE LIVE」において提供中のスマートフォン向けアプリにおいて、データ通信量を節約しながらライブ番組の視聴ができる機能「データ節約」を導入するアップデートの提供を開始したと発表した。

<▲図:左が視聴時の「データ節約」設定について、右はアプリの「設定」での項目>

スマートフォン向けの「LINE LIVE」アプリを最新バージョンの1.4.0にアップデートすることで今回の「データ節約」機能を利用できるようになる。他にも機能改善等の内容がある。

LINE LIVEは、Webブラウザで視聴できるWeb版に加えて、AndroidとiOS向けにアプリ版が提供されている。今回の新機能となる「データ節約」は、そのアプリでのもの。

この機能は、アプリでライブ視聴中の動画プレイヤー設定から「データ節約」を有効にすることで利用できる。機能を有効にすると、画像と音声のみが表示されるようになり、通常の動画視聴時と比べて90%以上のデータ量を節約することができる。通信会社と契約しているパケットパックの上限に達し、速度制限がかかる状態を防ぐ助けになるので、日頃からデータ量が気になっている方、上限に達しがちな方には便利な機能だ。

また、モバイルデータ通信時に常にデータ量を節約したい場合は、アプリの設定から「モバイルデータ通信時には常にデータ量を節約」を設定しておけば、モバイルデータ通信でのアプリ利用時に、自動的に「データ節約」または低画質での再生も可能となる。気になる場合は、こちらの設定をしておけば安心だ。

パソコンの場合でもノートPCや2-in-1機の場合、外出先でモバイルデータ回線に繋いで視聴する機会があると思うが、その場合は画質を下げればいい。現時点ではアプリ向けの「データ節約」ほどの節約設定はWeb版にはない。

なお、今回のアップデートには他にも機能改善がある。

アプリのプレイヤーで実際に視聴する前に、ホーム画面の段階であらかじめどのような動画なのか分かるよう、動画の自動再生にも対応した。画面の表示位置に合わせて自動的に再生される仕様になっている。ただし、もちろん自動再生によってデータ通信量は増えるので、「データ節約」を有効に設定している場合は自動再生されない。

LINE LIVEのアプリは下記のリンク先からダウンロードできる。



【情報元、参考リンク】
LINE LIVE公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件