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ドコモが社長交代。加藤薫氏から吉澤和弘氏にバトンタッチ

NTTドコモ(以下、ドコモ)は13日、都内で「役員等の異動」に関する記者会見を開催し、同日開催した取締役会で決議された役員の異動予定を明らかにした。最も大きな体制変更点は、代表取締役社長が加藤薫氏から現在代表取締役副社長を務めている吉澤和弘氏に交代することだ。

今回決議された異動は、6月16日開催予定の定時株主総会及び取締役会で正式決定される予定となっている。

なお、今回の社長交代は、ドコモのこれまでの慣例に従うもの。同社はこれまで4年ごとに社長交代を行ってきた。現社長の加藤氏は2012年6月に社長就任しており、今年で丸4年が経過することになる。加藤氏の前に社長を務めていた山田隆持氏も2008年の就任から4年間ドコモを社長として率いてきた。

加藤氏は社長を退き、取締役相談役に就任する予定。

他の異動では、現在取締役常務執行役員の阿佐美弘恭氏と中山俊樹氏が代表取締役副社長に就任し、現在の副社長である坂井義清氏はNTTファイナンスに入社予定となっている。細かく見ていくと他にも多くの役員の異動があるが、具体的なリストはプレスリリースを参照してほしい。

加藤氏に交代してからのドコモの4年間では、大きな変化としてiPhoneの販売開始、新料金プランの導入、ドコモ光のスタートがある。加藤氏は、この三つの柱が、モバイル分野の充実に貢献しつつあると語った。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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