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通信各社、熊本地震被災地を対象に故障端末の修理費の一部負担や支払期限延期などの支援を実施

NTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI、ソフトバンクは15日、前日夜に熊本県で発生した震度7の地震を受け、災害救助法が適用された熊本県内全45市町村を対象に、いくつかの支援措置を行うと発表した。

基本的な内容は3社共通で、利用料金の減免や支払期限の延期、故障端末の修理費の一部を負担する、といったもの。詳しくは下記を参照してほしい。

<ドコモ>

1. 料金支払期限の延期

対象地域のユーザーが、携帯電話・ドコモ光などの利用料金をドコモショップ、コンビニ、金融機関の窓口で支払っている場合、4月請求分(3月利用分)の請求書の支払期限を5月31日まで延期する。

2. 故障修理代金の一部減額等

4月15日から5月31日までの間、対象地域のユーザーに対して、破損・故障した携帯電話機の故障修理代金の一部減額等が行われる。

3. 携帯電話の貸出

自治体等からの要請があれば、携帯電話・充電器等の貸出を行う。

4. ドコモ光の基本料金等について

対象地域のユーザーが避難等のためドコモ光を利用できなかった場合、ユーザーからの申し出に基づいて、利用できなかった期間中(最大で4ヶ月)の基本料金等が免除される(無料化)。また、被災によって仮住居へ転居する場合、ドコモ光の移転工事料金と移転手数料も無料化される。


<KDDI>

1. 基本料金等の減免

被災した方が自宅から避難するなどの事情でauひかり(au one net)、メタルプラス電話、au one net ADSL、ケーブルプラス電話の固定通信サービスを全く利用できなかった場合、ユーザーからの申告によって、その期間の月額基本料、付加サービス利用料が減額される。

2. 利用料金の支払期限の延長

auの携帯電話サービス、auひかり(au one net)、メタルプラス電話、au one net ADSL、ケーブルプラス電話の固定通信サービスを契約しているユーザーの4月請求分(3月利用分)の請求書の支払期限を5月31日まで延期する(*口座振替・クレジットカード支払のユーザーは対象外)。

3. 携帯電話修理費用の軽減

災害救助法適用地域のユーザーに対して、4月15日から5月31日までの間、九州全域のauショップ・PiPitにおいて、地震被害によって破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部軽減する。ただし、請求書送付先が災害救助法適用地域のユーザーのみ。

4. 携帯電話の貸出

災害復興を行う市区町村の災害対策本部、公的機関等の団体からの要請があった場合、携帯電話や充電器などの貸出を行う。

5. 電話料金等の支援措置

被災によってauでんきサービスを利用できなかった場合、ユーザーからの申告によって、その期間の基本料金が減額される。


<ソフトバンク>

1. 利用料金の支払期限の延期

契約者住所または請求書送付先住所が災害救助法適用地域内のユーザーが、請求書で利用料金を支払っている場合、支払期限を請求書記載の日付から1ヶ月間延長する。対象サービスは「SoftBank」の携帯電話サービス、「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」「SoftBank ブロードバンド サービス」「Y!mobile」のサービスなど。

2. 月額基本料金などの減免

被災したユーザーが避難するなどの事情で「SoftBank 光」「SoftBank Air」「Yahoo! BB」「SoftBank ブロードバンド サービス」などのSoftBankのインターネット接続サービス、「おとくライン」などの固定電話サービスを利用できなかった場合、ユーザーからの申告によって、その期間の月額基本料金などを減免する。

3. 機器の破損・紛失時の交換費用の減免など

被災によって破損、水濡れ、紛失などしたSoftBankの携帯電話機、Y!mobileの電話機、データカード端末、ADSLモデムの交換などを希望する方は、その費用を一部機種は無償で、その他の機種は一部減免する。


それぞれ詳細は下記のリンク先で確認してほしい。

【情報元、参考リンク】
ドコモ/プレスリリース
KDDI/プレスリリース
ソフトバンク/プレスリリース

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