スマホ向け位置情報ゲーム「Pokemon GO」が日本でのフィールドテスト参加者を募集開始

GAPSIS編集部 2016年3月4日

ポケモンとNiantic, Inc.、そして任天堂の3社が共同開発するスマートフォン向けの位置情報ゲーム「Pokemon GO」だが、ついに正式リリースを前に日本でのフィールドテストが行われる。そこで、ポケモンとNianticは4日、日本在住の方を対象にフィールドテストへの参加者の募集を開始した。

＜▲図：3社共同開発のスマートフォン向けゲームとなるポケモン・ゴー＞

このテストは、開発中のアプリを実際にプレイしてもらい、より良いゲームに仕上げるために行われる。応募者多数の場合は全ての方が参加できるとは限らないが、関心がある方は忘れずに応募しよう。

Pokemon GOはAndroidとiPhone向けに開発中で、今回のフィールドテストでの端末の要件は、Android 4.3以降かiPhone 5以降。技術的な理由によりiPhone版については募集数を大幅に限定する、とのことで、Android版の方が当たりやすいかもしれない。

ただし、純粋な抽選でもないようだ。

開発上の必要に応じて、利用する端末、これまでのリアルワールドゲームについての経験などに基づき、抽選や招待などの方法で順次案内するとのことなので、人それぞれ異なってくるだろう。応募時に「Ingress」のレベルなどを聞かれるので、Ingressのエージェントの方が当たりやすいのかもしれない。当選した方にはフィールドテストへの参加方法や注意事項等を記載した通知メールが送られる。

また、登録にはGmailまたはGoogleアカウントが必要になる。

フィールドテストは3月下旬から行われる予定で、終了期日は明記されていない。注意したいのは、フィールドテスト版でのセーブデータは正式版には引き継げないこと。さらに、テスト中、何度かデータのリセットが行われる予定なので、あくまでも「テスト」という点を了承した上で参加する必要がある。

しかも、正式版でより多くの方に喜びと驚きを届けるため、開発中のアプリの内容は参加者のみの機密情報とさせて欲しい、とのことで、ウェブサイトやSNS等での情報公開もできない。

他にも注意事項がいくつかあるので、しっかり確認した上で応募したい。