【一条真人的Androidライフ】第86回:今、Xperia Xは何を求めるのか?

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スペイン・バルセロナで開催されたモバイル展示会「MWC」(Mobile World Congress 2016)で、「Xperia」の新モデル「Xperia X」が登場した。もはや「Z」ではないのだ。いや、まてよ、Zって究極っていう意味なのに、Xだと後退しているじゃないか! と叫びかけた方もいるかもしれない。落ち着け。これは何か違うことを意味しているのかもしれない。

<▲図:Xperia Xシリーズ>

後退と言えば、ディスプレイサイズも後退している、というか小さくなっている。「Xperia Z5」の標準モデルのディスプレイサイズは5.2インチだったのが、Xperia Xでは5インチ(フルHD)になっている。

おいおい。

それじゃあ、この端末は何が凄いんだ? と考えると、1つはプロセッサだ。Qualcomm Snapdragon 820は、Xperia Z5シリーズが搭載するSnapdragon 810よりもパフォーマンスが高く、しかも発熱が少ない。「Xperia Z4」以降、発熱疑惑のあるXperiaには朗報だ(実際にはXperiaだけでなく810搭載機共通の課題)。

そして、バッテリ駆動時間やバッテリ寿命そのものも伸びている。うーん、なんだか地味すぎて驚く進化だ。

とはいえ、オーバーヒートしない(であろう)だけでも、この1年のXperiaからすれば大きな進化なのかもしれない。カメラのフォーカスも高速化しているようだが、退屈な話だ。

このなんとなく地味なモデルチェンジはスマートフォン市場の成熟のあらわれだろうか?

英語のサイトを見ると、このXを「マスターピース」と呼んでいる。「傑作」という意味だが、実は「完成形」ということで、もはやこれ以上進化するポイントがないということかもしれない。

しかし、それだけではなかった。

今回のXperiaには多くのアクセサリが発表されており、それぞれがXperiaの機能を拡張してくれそうだ。

Xperia Xはアクセサリも含めたシステムのコアに当たる製品であり、何かのアクセサリと接続することで、様々な機能を発揮してくれそうだ。

<▲図:小さなものは「Xperia Ear」>

<▲図:Xperia Projector>

これはある意味、僕が最近よく言っている、これからのスマホは本体だけでその実力を発揮するのではなく、何かと接続したり、コントロールしたりするコアになるということの一つの始まりなのかもしれない。

「Z」から「X」で時代が変わったのだ。

「X」というのは交わる点。何者でもなく、何者でもありうる無限の可能性を意味しているのかもしれない。

未来に何があるのかを、見せてもらおうじゃないか。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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