【一条真人的Androidライフ】第80回:ハイレゾ対応ポータブルオーディオのAndroid搭載についての考察

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最近ではポータブルオーディオにAndroidを搭載する製品が増えている。ハイレゾ対応機などでは非常に多い。Androidに対応すると、Androidアプリによってオーディオ以外の様々な用途に使えるので非常に便利だと個人的には思っている。最近登場したパイオニアの「XDP-100R」もAndroidだ。

パイオニアの「XDP-100R」はAndroid搭載だが、
Androidのシステム基板とDAC/AMP基板を物理的に分けている。

パイオニアの新製品であるデジタルオーディオプレーヤー「XDP-100R」は、Androidのシステム基板とオーディオ部分の基板を物理的にセパレートすることで、ノイズを低減するように努力していたりする。やはり、余計な基板を載せるとノイズが乗ってしまうので対策は必要なようだ。

これに対して、ソニーのウォークマンZXシリーズの「NW-ZX100」は、今回のモデルではAndroidを搭載せず、独自のユーザーインターフェースを搭載している。そのおかげか、バッテリー駆動時間は公称40時間以上と長い。これは音楽再生しかしないおかげだ。

ソニーのウォークマン「ZW-ZX100」のシステムはAndroidではない。

一方、先ほどのパイオニアのXDP-100Rでは公称で約16時間と、20時間もいかない。このバッテリー駆動時間はハイレゾ再生のせいもあるかもしれない。iPod touchでは公称40時間持つが、SD品質の再生だからだ。いうまでもなく、iPod touchもiOSで動いている。多用途に使えるOSを採用したポータブルオーディオだ。

こうした汎用OSを搭載したポータブルオーディオでは、メーカーとしてもアプリが開発しやすいし、何といってもインターネットアクセスもしやすい。そのため、クラウドサービス、オンデマンドのミュージック配信なども利用しやすいわけで、使い勝手が良くなる。

Appleは、音楽配信サービスの「Apple Music」、Google(Androidの開発元)は「Google Play Music」も展開しているため、様々なサービスを活用できる選択肢の広さもあると思う。

個人的にはAndroidを搭載したポータブルオーディオの方が便利なのでは? と思うのだが、最近のようにほとんどの人がスマホを持っている状況では、デバイスの役割を分けて使うという選択もある。

スマホでは必ずしも対応しにくい超高音質ポータブルオーディオであれば、独自OSという選択肢もありだと思うが、それ以外ではAndroid搭載型の方が便利だと思う。

Androidを捨てたソニーの選択はスタンスを変えれば、正しくもあり、正しくもないという感じだが、一般ユーザー目線で考えれば、間違っていないのかもしれない。皆スマホも持っているわけだからだ。

  


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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