Android 5.0アップデート提供と価格面で魅力のXperia Z3。Xperia Z4とどちらを選ぶか? 違いをチェック!

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NTTドコモ(以下、ドコモ)は今夏モデルのスマートフォン「Xperia Z4 SO-03G」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)を10日に発売する。いくつかの点で旧モデルの「Xperia Z3 SO-01G」から進化したXperia Z4を心待ちにしている方も多いはずだ。特に現在使っている機種の期間が2年を超えた方は今夏モデルの中から機種変更のモデルを選ぼうとしていると思う。その中でXperia Z4は有力候補の一つになるはずだ。

依然として魅力のXperia Z3

しかし、今夏モデルのコンパクトスマホ「Xperia A4」に対して「Xperia Z3 Compact」があまり見劣りしないのと同様、Xperia Z3もXperia Z4と比べて、総合的にみると悪くないどころか良い選択肢だ。そこで、本記事ではXperia Z3とXperia Z4の違いをチェックしていきたいと思う。

まずはOS。

Xperia Z4は当然Android 5.0を搭載するが、Xperia Z3にも近い将来、Android 5.0へのアップデートが提供される予定だ。具体的な提供日は不明だが、提供されることは正式に発表された。過去の例から見ても、OSのバージョンアップに伴い、各種ソフトウェアのアップデートも行われるはずなので、おそらくカメラアプリ等の機能面でもXperia Z3はXperia Z4に近づくはずだ。

Android 5.0.2を搭載するXperia Z4。しかし、Xperia Z3にもAndroid 5.0が提供予定となっている。

次にCPUとメモリ、ディスプレイ、対応ネットワークなどの基幹ハードウェアスペックを見ていきたい。CPUはXperia Z4がQualcomm MSM8994(オクタコア:2.0GHzクアッド+1.5GHzクアッド)、Xperia Z3がQualcomm MSM8974AC(2.5GHz クアッド)。絶対的なパフォーマンスはXperia Z4の方が上だが、注意したいのはMSM8994搭載機、というか実際には他社CPUも含めてオクタコアCPUもしくは今夏向けハイエンド端末搭載CPUはやや発熱が気になること。今夏モデルでは構造上「Galaxy S6 edge」のメタルフレームの熱さが一番高い気がするので、Xperia Z4はそれほどではないものの、裸で使用する場合は、重い処理が続くとそれなりに熱くなるので注意したい。ケースを付ける場合はそれほど気にしないでいい。そして、Xperia Z3のMSM8974ACも十分に高いパフォーマンスを誇り、ウェブサイトの閲覧や大抵のアプリであればストレスなく動くこと。よほど重いゲームを遊ぶのでもない限り、Xperia Z3でも十分なパフォーマンスを持っているので、多くの人はXperia Z3のCPUで十分だろう。そして、メモリ(RAM)については両モデルとも3GB積んでいるので、こちらも余裕がある。

もちろん、並べて触って比べると、Xperia Z4の方がよりパワフルなのは確かなので、現時点で最高スペックのXperiaを求めるならXperia Z4だ。

ディスプレイはZ3/Z4、どちらも約5.2インチ・フルHDの「トリルミナスディスプレイ for mobile」。

Xperia Z4。Z3と同じく5.2インチ、フルHD液晶。

対応ネットワークは明らかにXperia Z4が上だ。Xperia Z4は下り最大225Mbpsの「PREMIUM 4G」に対応するからだ。しかし、現時点では利用可能エリアは限られるし、Xperia Z3でも下り最大150Mbpsなので、十分と言えば十分。「VoLTE」にはどちらも対応している。

デザイン・外観では細かい点で変更がある。

まず、フレームとガラス面がツラではなく、フレームのエッジの方が少し出っ張った設計に変わった。Xperia Z3は平らなデスクなどに置くと滑ってしまいがちだが、Xperia Z4はフレームのエッジを少し出っ張らせることで、それを防いでいる。ケースを付けずに裸で使う方にはXperia Z4の方がいいだろう。

フレームのエッジがガラス面より少し出っ張っているので、
ツルツルしたテーブルに置いても滑りにくい。そして、持ちやすい。

こちらはXperia Z3。ツルツルと滑りがち。
とはいえ、ケースを付けるなら関係ないし、見た目は角の設計も含めてこちらの方がいい。

また、microUSB端子がキャップ無しで防水・防塵に対応し、下面に移動したこともXperia Z4の利便性を向上させている。キャップ無しなので充電の際にいちいちキャップの開け閉めをしなくて済むし、雨が降ったり、お風呂に持って行くときでも、キャップが閉まっているかいちいち心配しなくても済む。

ちなみにZ3/Z4どちらも超急速充電の「Quick Charge 2.0」に対応しているので、対応のUSB-ACアダプタを使えば短時間での充電が可能だ。

Xperia Z4の上面と下面。2台のXperia Z4を重ねている。キャップレスで防水・防塵に対応するのは嬉しい。

Xperia Z4では、角の設計も変わり、着色した樹脂の上に透明の樹脂を重ねたパーツを採用している。耐久性に優れるとのことだが、見た目の高級感はXperia Z3よりも劣っていると思う。

しかし、ボディの厚みは約0.4mm薄くなって、6.9mm厚となり、重さも軽量化されて約144gになったので、手に取った時の持ちやすさはXperia Z4の方が上だ。エッジの処理、角の形状、そして、ほんの少し薄くなって軽くなっただけでも、持ち比べると差を感じる。とはいえ、同時に両モデルを比較しない限りはXperia Z4とZ3の差はあまり分からないレベルでもある。

オーディオ面ではどちらもハイレゾ音源をサポートし、圧縮音源をアップスケールする「DSEE HX」も搭載する。デジタルノイズキャンセリングにも対応する。Z4に導入された新機能は「LDAC」のサポートだ。ワイヤレススピーカーを利用して音楽を楽しむ際、従来のBluetooth A2DPのSBCと比べて、最大約3倍の情報量での伝送が可能になるため、高音質音源の音楽を聴く際に、より品質の良いサウンドで楽しむことができるようになっている。

とはいえ、Bluetoothスピーカーを使わない方には不要な機能でもある。

Xperia Z3もハイレゾ、DSEE HX、デジタルノイズキャンセリングに対応する。

カメラはフロントカメラのセンサーがグレードアップしている。Xperia Z3は約220万画素のExmor R for mobileだったが、Z4では約510万画素に高画素化している。これによって、自分撮りの際に、より高画質の写真撮影が可能になった。レンズも焦点距離が31mmから25mmと広角になったので、多人数での撮影や、背景をキチンと収めたい、という欲求にも応えてくれる。

また、カメラアプリに「プレミアムおまかせオート」で「料理」シーンが追加される、などもあるが、料理を頻繁に撮影する方以外はあまり意味がないかもしれない。

「プレミアムおまかせオート」に「料理」シーンを追加。
Xperia Z3もアップデートで利用できるようになる可能性がある。

結局のところ、新機能・新要素となるとLDACのサポート、microUSB端子がキャップレスで防水・防塵になったこと、オクタコアCPUを採用したこと、フロントカメラが改善されたことなどだ。これらの点に魅力を感じるかどうかが、まずは大きな判断基準になる。

「PS4 リモートプレイ」はXperia Z3も利用できる。

次に価格を見ていきたい(以下、価格はドコモ公式通販サイト「ドコモオンラインショップ」でのものを使って説明。実売価格は店舗によって異なる)。

端末の一括価格はXperia Z3が86,832円(税込)、Xperia Z4が93,312円(税込)。

しかし、月々の利用料金から割り引く「月々サポート」を適用することで実質的な負担額が変わってくる。「月々サポート」の額はやはりXperia Z3の方が大きく、実質負担額は新規・MNPだと0円、機種変更もXperia Z4と比べると安い。それぞれの実質負担額は下記の通りだ。

<Xperia Z3>
  • 新規:0円
  • MNP:0円
  • 機種変更(FOMA→Xi、継続利用期間10年未満):22,032円
  • 機種変更(FOMA→Xi、継続利用期間10年超):11,664円
  • 機種変更(Xi→Xi、継続利用期間10年未満):32,400円
  • 機種変更(Xi→Xi、継続利用期間10年超):22,032円

<Xperia Z4>
  • 新規:55,728円
  • MNP:10,368円
  • 機種変更(FOMA→Xi、継続利用期間10年未満):55,728円
  • 機種変更(FOMA→Xi、継続利用期間10年超):45,360円
  • 機種変更(Xi→Xi、継続利用期間10年未満):55,728円
  • 機種変更(Xi→Xi、継続利用期間10年超):45,360円

新規だと55,728円の差なので、圧倒的にXperia Z3が安い。機種変更の場合は、FOMAからXiだと33,696円、XiからXiだと23,328円の差になる。XiからXiへの機種変更の場合、24回分割だと月額で972円の差なので、その差なら、と思えるか思えないかでXperia Z4かZ3かが変わってくるかもしれない。大きいといえば大きいが、毎月の料金総額からの割合でみると妥協できる範囲かもしれないので、最新機種を購入したいという誘惑に負けてしまうかもしれない。


結局のところ、現状では価格差が結構あるのに対して、スペックや機能面でそれほど大きな差がない(※実際にはオクタコアCPU、下り最大225Mbps対応などは大きな変更点ではあるが、気にしない人も多いと思われるため。それほどXperia Z3の時点で完成度が高い)ので、Xperia Z3はかなり魅力的かもしれない。

結論としては、財布に余裕があればXperia Z4、ちょっと厳しいならXperia Z3。もしくはXperia Z4の新要素が必須ならXperia Z4ということになりそうだ。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/Xperia Z3製品ページ
ドコモオンラインショップ/Xperia Z4 SO-03G製品ページ
Xperia Z3レポート記事
Xperia Z4レポート記事
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