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ドコモ、高齢者見守りソリューション「おらのタブレット」を6月より提供へ。シンプルな操作画面でメール、健康管理、脳トレアプリなどを利用できるタブレット

NTTドコモ(以下、ドコモ)は28日、高齢者向けの見守りソリューション「おらのタブレット」を全国の法人・地方自治体(以下、自治体)向けに6月1日より提供開始すると発表した。

ホーム画面

「おらのタブレット」は、長野県大町市と天龍村の両自治体と住民に1年以上に渡って協力してもらい、実際にタブレットの試供品を利用してもらいながら、開発を進めてきたソリューション。

従来、一人暮らし等の高齢者の安否確認は、自治体や医療従事者等が個別に行う訪問や連絡によるものが多く、移動が困難であったり、時間がかかるため、大きな負担になっているという。

この「おらのタブレット」では、タブレットに誰でも直感的に操作できるホーム画面とアプリをインストールしており、全く触ったことがない方でも使い方をイメージしやすい設計としている。

例えば、メール機能は銀行のATMの操作画面のように、画面の案内に沿ってボタンやキーを押す画面設計とし、タブレットの画面上に表示する選択肢も最大3つまでとし、選択しやすいように統一。文字の入力方法も五十音入力に対応するなど、スマートフォンやタブレットを苦手とする方でも入力しやすいようにしている。

他にも手書き入力、音声入力も可能だ。

縦書きで手書きでの入力も可能。

さらに、健康管理アプリとして日々の血圧や歩数を記録できるアプリ、数字の早押しによるゲーム感覚の脳トレアプリもインストールされている。

日々の血圧測定や歩数管理などもできる。

ホーム画面に表示される掛け軸の格言が毎日変わるなど、ちょっとした楽しみも用意されている。

一般ユーザーが利用できるかどうかとなると、地元の自治体が導入し、「おらのタブレット」によるサービスを提供するか、法人が導入し、活用サービスに契約するか、といった方法しかないが、各地で評価が高まれば導入が進むかもしれない。

サービスの利用イメージ

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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