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ソニーが液晶テレビ ブラビア新モデルを発表。5シリーズ中4シリーズがAndroid TV搭載でスマホのように検索やアプリの利用が可能

ソニーは13日、液晶テレビ「ブラビア」の新モデルを発表した。以前より告知していたように、今回の新モデルは5シリーズ中4シリーズがプラットフォームとして「Android TV」を採用し、音声検索やGoogle Playからのアプリの利用、スマートフォンやタブレットの画面を出力できるGoogle Castなどの機能を使うことができる。

4K液晶テレビ ブラビア『KJ-65X9300C』(65V型) 、4K高画質プロセッサー X1

旧モデルでもWi-Fi搭載機では「Miracast」によってスマートフォンの映像をワイヤレスで出力することはできていたし、「Hulu」や「U-NEXT」「TSUTAYA TV」といった動画配信サービスのアプリもプリインストールされていたが、新たに、より多くのコンテンツを利用できるAndroid TVを採用することで、今後のブラビアでは楽しめる範囲が大幅に拡大することになりそうだ。

Android TV対応の新ブラビアには音声検索機能付きタッチパッドリモコンが付属し、このリモコンから音声検索、テレビの操作等が可能となっている。前述したようにGoogle Castにも対応する。

そして、やはり大きいのはGoogle Playへアクセスし、各種アプリをダウンロードできることだ。動画配信サービスのアプリ、知育アプリ、健康・ライフ関連、ゲームなど様々なアプリを楽しむことができる。

今回の新モデルのラインナップは4Kチューナー内蔵の4K液晶テレビが3シリーズ、フルHD液晶テレビが2シリーズで、Android TV搭載モデルはいずれも6月20日発売予定、非対応のフルHDモデル「W700Cシリーズ」(48V型、40V型、32V型)は6月13日(40V型のみ5月23日)発売予定となっている。

Android TV搭載モデルのラインナップは下記の通り。

X9400Cシリーズ(75V型)(X1/ハイレゾ対応)
X9300Cシリーズ(65V型、55V型)(X1/ハイレゾ対応)
X8500Cシリーズ(65V型、55V型、49V型、43V型)(X1/ハイレゾ対応)
W870Cシリーズ(50V型、43V型)

4Kモデルでは全機種で、画質を左右する三要素である精細感、色彩、コントラストをより美しく表現するため、新開発の4K高画質プロセッサーX1を搭載し、4Kチューナーを内蔵し、4K放送や4K配信に対応する。

例えば、別途チューナーを購入せずに「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」の4K放送、YouTubeの4K動画再生が可能で、「ひかりTV 4K」や「NETFLIX」「4Kアクトビラ」などでの4K配信にも対応する。

また、上位3機種はハイレゾ対応というのも特徴の一つ。ハイレゾ再生が可能な大型のフロントサイドスピーカーを搭載するとともに、音声信号処理技術「DSEE HX」によって、高音質サウンドを提供する。

市場推定価格は下記の通り。
  • 『KJ-75X9400C』 1,000,000円前後
  • 『KJ-65X9300C』 600,000円前後
  • 『KJ-55X9300C』 420,000円前後
  • 『KJ-65X8500C』 500,000円前後
  • 『KJ-55X8500C』 320,000円前後
  • 『KJ-49X8500C』 260,000円前後
  • 『KJ-43X8500C』 210,000円前後
  • 『KJ-50W870C』 200,000円前後
  • 『KJ-43W870C』 150,000円前後
  • 『KJ-48W700C』 125,000円前後
  • 『KJ-40W700C』 85,000円前後
  • 『KJ-32W700C』 75,000円前後

【情報元、参考リンク】
ソニー/プレスリリース

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