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ソニー、Android 5.0搭載スマートフォン Xperia Z4を発表。今夏発売。オクタコアCPU、広角25mmフロントカメラやLDAC対応、キャップレス防水、Wi-FiでのMIMO対応など

ソニーモバイルコミュニケーションズは20日、都内でプレス発表会を開催し、Android 5.0を搭載したスマートフォン「Xperia Z4(エクスペリア ゼットフォー)」を発表した。「Xperia Z」シリーズの基本的な特徴を踏襲しつつ、さらなる進化を求めた新フラッグシップモデルとなり、今夏、日本市場で発売になる予定。

Xperia Z4

写真を見て分かるように基本的なデザインはシリーズの特徴を踏襲し、アルミフレーム、ガラス素材による美しいデザインとなっている。それでいて、厚さ6.9mm、重さ約144gと薄型軽量ボディを実現した。「Xperia Z3」では厚さ7.3mm、重さ152gだったボディが若干軽く、薄くなっている。体感的にも薄さの違いは感じる。また、ボディサイズは約146mm×約72mmだ。

さらに、コーナーには樹脂素材を採用している。着色した樹脂の上に透明な樹脂を重ねるという二層加工を施したもので、使い込んでも輝きと色味が失いにくいものとなっている。

角には二層加工を施した樹脂を採用

本体カラーはブラック、ホワイト、カッパー、アクアグリーンの4色が用意される。

ディスプレイサイズは約5.2インチで解像度は1,920×1,080ドットの「トリルミナスディスプレイ for mobile」。

そして基本パフォーマンスを向上すべくQualcommのオクタコアプロセッサSnapdragon 810(2.0GHz/1.5GHz)を採用し、メモリも3GB(RAM)となっている。ROMは32GBで、OSはAndroid 5.0(Lollipop)。

薄型ボディながら2,930mAhと大容量バッテリーを搭載することで、約17時間の連続通話(3G)が可能で、長時間駆動を可能とするSTAMINAモードも健在。

また、今回も防水・防塵仕様だが、大きく進化したのがmicroUSB端子がキャップレスで防水対応になったことだ。いちいちキャップの締め忘れを確認しなくて済むので便利になった。防水はIPX5/IPX8相当、防塵はIP6X相当。ちなみに、microUSB端子はMHL対応となっているので「Miracast」だけでなくケーブル接続でのテレビへの映像出力も可能だ。

また、大きく進化したのがカメラだ。

特に自分撮りで使うことが多いフロントカメラには焦点距離25mmの広角レンズを採用し、約510万画素と高画素のExmor RS for mobileを搭載している。このフロントカメラでも「プレミアムおまかせオート」や「インテリジェントアクティブモード」を利用できる。

メインカメラも強化されている。

コンパクトデジカメと同等サイズの1/2.3型の2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobile、画像処理エンジンBIONZの搭載なども健在。それでいて、高感度ISO12800対応によって、夜間の撮影に強いこと、「プレミアムおまかせオート」に「料理モード」を追加したり、「スタイルポートレート」「ARマスク」などソフトウェア面でも強化が図られている。

オーディオ面では、高音質なワイヤレス音楽再生を実現する音楽圧縮技術LDACに対応した。ハイレゾ対応、圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケールする「DSEE HX」、デジタルノイズキャンセリングなどももちろん搭載する。

また、ネットワーク面ではWi-FiでMIMOに対応した点も大きい。PSリモートプレイなどをWi-Fiで行う際などにより安定した通信で楽しめるはずだ。規格はIEEE802.11a/b/g/n(2.4GHz/5GHz)/ac準拠となっている。

なお、Xperia Z4は22日から銀座・ソニーショールームで展示が始まる。

※後ほど別途、発表会のレポート記事を公開予定。

【情報元、参考リンク】
ソニーモバイルコミュニケーションズ/プレスリリース

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