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【市場調査】携帯端末購入に関する定点調査。SIMロック解除の認知度は約73%だが理解しているのはその半分。スマホ所有率は約63%、内AndroidとiPhoneが約半々

調査会社のMMD研究所は13日、「2015年4月 携帯端末購入に関する定点調査」結果のレポートを公開した。


調査はインターネットを使って3月30日から31日の間に実施され、有効回答数は6,219人となっている。対象は携帯電話端末を所有する15歳以上の男女で、男女比は約半々、年代も15-19歳、20-29歳、30-39歳、40-49歳、50-59歳、60歳以上という6つの世代でほぼ均等になっている。

まず最初の質問は「SIMロック解除という言葉を知っていますか?」というものだが、37.5%が内容を理解した上で知っている、と答えているものの、35.8%は言葉だけは知っていても内容は理解していない、26.7%はそもそも知らない、という状況だ。

あくまでもこの調査の結果だが、実際には「SIMロック解除」という言葉を知っている方はもっと少ないイメージだし、「SIMカード」自体、良く知らない、という方が大部分ではないかと思う。今後、多くのメディアでより多く取り上げられてから、ようやく認知度が上がる、という段階ではないだろうか。

続く質問は「所有しているフィーチャーフォン・スマートフォンの携帯電話会社を教えて下さい」というものだが、ドコモが39.4%でトップ、2番目が32.7%でau、ソフトバンクが3位で23.0%、Y!mobileが2.5%、MVNO各社が1.9%、その他が0.4%となった。


そして、フィーチャーフォンとスマートフォンの割合については、62.5%がスマートフォン、37.5%がフィーチャーフォンとなっている。スマートフォンの比率は徐々に増えてきている。


端末の購入時期で最も多いのは2011年12月以前の23.6%。3年以上前に購入した機種を今でも使っている、という方が相当数いることになるが、その内訳にはフィーチャーフォンが多いのではないかと推測される。しかし、実際のところは分からない。

また、それ以外については2013年の夏以降は、冬に若干多い傾向がありつつも、特に気になる傾向は見られず、といった結果。

次にスマートフォンの所有者を対象とした機種調査だが、iPhoneシリーズが50.1%で、それ以外が49.9%だ。49.9%の大部分はAndroid端末だが、内訳はXperiaシリーズが15.3%、AQUOS PHONEシリーズは10.8%、ARROWSシリーズは5.0%、GALAXYシリーズは4.9%、DIGNOシリーズは2.2%、HTCシリーズは1.4%、Disney Mobileシリーズが1.3%、その他が8.9%となっている。


この「その他」も大部分はAndroidと思われるが、Windows Phoneなども入っているかもしれない。

iPhoneについては、iPhone 5sのユーザーが最も多く、31.6%。次にiPhone 6が25.4%、iPhone 5が18.4%、iPhone 5cが8.3%、iPhone 6 Plusが7.7%といった順。


【情報元、参考リンク】
MMD研究所/プレスリリース

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