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LG、最新のAndroidスマートフォン「LG G4」を発表。本革カバー採用、F値1.8のレンズ採用カメラ、6コアのSnapdragon 808採用

LGエレクトロニクス・ジャパンは30日、日本時間の29日にLG Electronics Inc.がニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、イスタンブール、ソウルといった各国の6都市で開催したローンチイベントでAndroidスマートフォン最新モデル「LG G4」を発表したと明らかにした。

LG G4

LG G4は「LG G3」の後継機種で、29日に韓国で販売開始となり、その後、世界約180の通信キャリアで順次販売開始となる予定。

大々的に発表されたことからも分かるように、LG G4は新たなフラッグシップモデル。

使いやすくエレガントなデザインを目指したということで、リアカバーには製造、染色工程において古い伝統の職人技が必要な「植物性タンニンなめし」を本革に施した6色の手作りフルグレインレザーを採用する。

他に、3Dパターンを採用した純粋なセラミックデザインモデルとして、セラミックホワイト、メタリックグレー、シャイニーゴールドモデルも用意される。

3Dパターンが特徴のメタリックグレー、セラミックホワイト、シャイニーゴールドも

また、形状としては曲面を描く「スリムアーク」デザインを採用しているが、LG G3に比べて、画面を下にして落とした際の耐久性が約20%向上しているという。

ディスプレイは約5.5インチのIPS Quantumディスプレイで、LG G3に比べて色の再現度が約20%、輝度が約25%、コントラストが約50%向上している。また、ハリウッドのトップスタジオが採用しているDCI(Digital Cinema Initiatives)基準によるキャリブレーションが行われ、高い色再現性を実現しているようだ。解像度は2,560×1,440ドット。

心臓部にはQualcomm Snapdragon 808 with X10 LTE(6コア)を採用する。省電力性能に優れ、同容量のバッテリーでLG G3よりも約20%長い連続駆動が可能となっている。バッテリー容量は3,000mAhと大きいので、長時間駆動ができる。ちなみに、バッテリーは着脱可能。

メモリは3GB RAM、32GB ROMで、外部メモリとしてmicroSDカードスロットも搭載する。

今回のLG G4はカメラを強化している点も特徴で、メインカメラにはF値1.8のレンズを採用し、約1600万画素のCMOSセンサー、OIS2.0による手ブレ補正機能の強化、マニュアル撮影モードの搭載、RAW形式での保存対応などがある。マニュアルモードでは、シャッター速度、ISO感度、露出補正、ホワイトバランスなどを自分で細かく調整できるので、カメラが好きな方には嬉しいモードだ。また、前面のサブカメラにも約800万画素と高画素のセンサーを採用している。

本体サイズは約148.9×76.1×6.3-9.8mmで、重さは約155g。

OSはAndroid 5.1だ。

【情報元、参考リンク】
LGエレクトロニクス

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