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ドコモ、基地局運用に必要な電力の95%以上を環境負荷の少ない電力で賄えるグリーン基地局を開発

NTTドコモ(以下、ドコモ)は6日、国内の通信事業者としては初めて、基地局が利用する電力の「ダブルパワー制御」技術の実証実験に成功したと発表した。

「ダブルパワー制御」のイメージ

この技術は、昼間の太陽光発電の余剰電力と夜間電力の2つの環境負荷が少ない電力をリチウムイオン電池でできた蓄電池に貯めておき、太陽光発電が停止する夕方から、夜間電力が始まる午後11時までの間、蓄電池の電力を優先して使うように制御するものとなっている。

この技術を導入することで、基地局の運用に必要な電力の95%以上を環境負荷が少ない電力で賄うことが可能になる。

フィールド試験用に設置しているグリーン基地局10局のうち3局にこの技術を順次導入し、商用設備としての品質検証や地域別の特性を調べた上で、早期の商用化を目指していくということだ。

「ダブルパワー制御」による環境負荷が少ない電力の利用率向上

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース

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