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ソニー、Androidスマホと連携できる透過式のメガネ型端末「SmartEyeglass Developer Edition」を3月10日に発売へ

ソニーは17日、対応するスマートフォン(Android 4.4以降)と連携し、テキストやシンボル、画像等の情報を視界に重ねて表示することができる、透過式のメガネ型端末「SmartEyeglass(スマートアイグラス)」を開発し、商品化に向けた取り組みを進めているが、このたび、アプリの充実化のため、アプリ開発者向けに「SmartEyeglass Developer Edition」(SED-E1)を3月に発売すると発表した。

SmartEyeglass Developer Editionと利用イメージ

日本市場だけでなく米国、イギリス、ドイツにおいてアプリ開発者向けに発売する。アプリ開発者がこの端末を入手し、アプリを開発することで、サードパーティー製の様々なアプリが登場することが期待され、SmartEyeglassの利便性が大きく向上するはずだ。

また、産業用途のアプリ開発を促進するために法人顧客向けにはフランス、イタリア、スペイン、ベルギー、オランダ、スウェーデンでも購入可能となる。

透過式のメガネ型端末の場合、例えば工場や現場での作業中に視界に重ねて作業指示などの情報を表示するような使い方もできるため、産業用途で広く普及する可能性も秘めている。実際、こうした機器の利用事例はすでにあるだけに、SmartEyeglassにも期待が高まる。

ソニーはこのDeveloper Editionをアプリケーション開発支援サイト「Sony Developer World」のSmartEyeglass専用ページで販売する。価格は日本では10万円(税抜き)で、発売日は3月10日だ。

また、同社は昨年9月に先行リリース版としてソフトウェア開発キット(SDK)を配信しているが、今回のDeveloper Editionの発売にあわせ、正式リリース版のSDKも提供する。

SmartEyeglassについて(※クリックして拡大)

なお、ソニーはソニーストアで実機の展示を行う予定なので、購入前に確認することもできる。ソニーストア名古屋では2月27日から3月8日と3月11日から2ヶ月間、銀座ソニーショールームとソニーストア大阪で3月11日から2ヶ月間展示される。

【情報元、参考リンク】
Sony Developer World SmartEyeglass専用ページ

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