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スマホやタブレットを使ってアバターで学校生活を送り、高校卒業資格を得られる、新しい通信制高校「明星サイバー学習国」が今春開校

通信制の高校、花沢学園明星高等学校が準備している新しい形のバーチャル高校「明星サイバー学習国」が4月1日に開校する。昨年11月に広域通信制高等学校としての認可を受け、公式サイトの開設、コミックマーケット87などでの告知活動など、様々な準備を整え、今春スタートする。


明星サイバー学習国はインターネット、そしてスマートフォンやタブレット、パソコンを活用した新しい形の通信制の高校で、ソーシャルゲームなどのように自分のアバターを作成し、アバターでバーチャル高校に通い、他の学生らとコミュニケーションを取りながら高校生活を送ることができる。

運営母体は、千葉県初の私立通信制高校として2000年に開校した花沢学園明星高等学校で、これまでに4,000人以上の卒業生を送り出している。

明星サイバー学習国でも「高校卒業資格」を得ることができる。卒業証書への記載は明星高等学校 通信制過程普通科卒業となる。


スマートフォンやタブレット、パソコンを使って、動画授業で学ぶことになるので、場所を問わず、自分のスタイルで取り組むことができる。スクーリング(面接指導)は年に4日なので、基本的には登校に時間を取られない。

動画授業も停止や巻き戻しができるので、理解不足の時には巻き戻したり、繰り返し見ることで、納得するまで学ぶことができる。

また、疑問点や相談、悩みを先生に相談することもできる。メール、電話、FAXなどのほか、対面での個別相談もできる。

生徒同士での交流はアバターを使って、そしてオープンチャットで取ることができる。

授業料については、文部科学省による「高等学校就学支援制度」と明聖高校独自の「開設初年度特別減免」によって、開設初年度は実質無料になるという。ただし、世帯年収が910万円以上の家庭やまた転編入生の場合、過去の高等学校在籍期間の長さにより就学支援金支給対象外となる場合は無償にならない。

現在はWEB出願の受付が開始されていて、体験入学のキャンペーンも行われている。体験入学キャンペーンは3月10日まで受け付けられているので、関心がある方はチェックしてみよう。



【情報元、参考リンク】
明星サイバー学習国

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