【一条真人的Androidライフ】第61回:Androidの冒険はフレームを飛び出す?

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昨年末、日本国内では日本初のFirefox OS搭載の端末「Fx0」が発売された。ようやくやってきた期待のOSとも言える。このFirefox OSは今後、パナソニックのテレビにも搭載されることが決定しており、1月上旬に米ラスベガスで開催された家電展示会「2015 CES」におけるパナソニックのプレスカンファレンスで発表された。

ソニーのAndroid TV搭載テレビ。音声検索もできるようになっている。

そして、Androidもテレビに戦いの舞台を広げそうだ。ソニーやシャープが同じくCESでAndroid TVをそのユーザーインターフェースに搭載することを発表したのだ。

CESのイベント「Unvieled」で、取材もせずに、まずはビールを飲むオレ。

テレビがスマート化して、アプリを走らせる必要がある昨今では、そのアプリを一から開発していたのでは効率が悪い。ユーザーがよく使うアプリなど一般的なものであれば、あまり多くないので、メーカーが作ることも難しくはないが、テレビの新機種がリリースされるたびにアプリを作っていたのでは非効率なのは誰の目にも明らかだ。

そのため、汎用的なOSを採用することは理にかなっている。

なかでも、Firefox OSはHTML5そのものであるため、スケーラビリティを持った表示ができる。つまり、5インチディスプレイのスマホでも84インチの大画面テレビでも同じコードで表示ができるので、複数サイズがラインナップされるテレビには向いている。

しかし、逆にゲームなどの高速処理にはあまり向いていない。

そのため、CESのブースでAndroid TVでゲームをデモしていたソニーの作戦に狂いはない。さすがはソニーだ。これからは、様々な舞台で、それぞれのOSがそれぞれの優位性で戦いを始めることだろう。

また、今年のCESのフォルクスワーゲンのプレスカンファレンスでは新「Golf」がお目見えした。このGolfは、なんとAppleのCarPlayとGoogleのAndroid Autoの両方に対応して、iPhone、Androidのどちらでも接続することができる。

フォルクスワーゲンのカンファレンス。iPhoneでもAndroidでもどちらでも接続できるコネクテッドGolf。

CESの取材中、睡眠不足でコーヒーを飲みまくるオレ。

おそらくは、このように両方が接続できるナビシステムというのは、今後多く登場してくるのではないかと思う。片方しか接続できないなんて面倒だ。

そして、同じくCESでポラロイドが展示していた「SocialMatic」という、撮影した写真をSNSに投稿したり、内蔵プリンタでプリントできるデバイスはAndroid4.4を搭載していた。

なかなか遊べそうなポラロイドのSocialMatic。インスタグラムのアイコンみたいだ。

2015年は今までと異なり、ハードウェアのプラットフォームとしてAndroidが注目される年になりそうな予感がする。


記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo
ブログ:一条真人メモ

クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。

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