【島田純のMobile×Travel】第34回:ミャンマーで3Gデータ通信対応のプリペイドSIMカードを使ってみる - MPT編

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ミャンマーのヤンゴン空港で3Gデータ通信対応のプリペイドSIMカードを購入しました。

左:MPTのプリペイドSIMカード、右:SIMカードはmicro/レギュラー兼用タイプ

ミャンマーでは、MPT、Ooredoo、Telenorの3社がモバイル通信サービスを提供しており、筆者がヤンゴンを訪問した2014年10月中旬には、MPTとOoredooの2社のプリペイドSIMカードを、ヤンゴン空港で購入することができました。

ヤンゴン空港でMPTのプリペイドSIMカードを販売しているカウンターには「MPT」と書かれたロゴが掲示されていますので、ヤンゴン空港でMPTのプリペイドSIMカードを購入する場合、MPTのロゴを目印にすると良いでしょう。

ヤンゴン空港でMPTのプリペイドSIMカードを販売しているカウンター

MPTのプリペイドSIMカードの購入にあたってはパスポートの提示が必要となり、パスポートの顔写真のページを、カウンターのスタッフが(私物と思われる)スマートフォンで撮影、システム上に登録を行っているようでした。なお、MPTのプリペイドSIMカードはパスポート1枚あたり1枚のみ購入可能となっています。

パスポート情報はスマートフォンのカメラでコピー

SIMカードの代金は1,500チャット(約150円)、これに加えてデータ通信を有効にするためには、10,000チャット(約1,000円)の「データアクティベーションフィー」が必要となります。今回は、これに加えて、5,000チャット分(約500円)のトップアップを行ったため支払総額は16,500チャット(約1,650円)でした。

ミャンマーで外国人がプリペイドSIMカードを購入可能となったのは比較的最近の話であることを考えると贅沢は言えないのですが、ミャンマーのプリペイドSIMの販売価格は近隣の東南アジア諸国と比べるとかなり割高であり、後述するようにミャンマーでの通信状況がイマイチであったことを含めて考えると、ミャンマーでプリペイドSIMカードを購入して使っても、コストパフォーマンスはそれほど高く無いように感じます。

ヤンゴン空港でMPTのプリペイドSIMカードを販売しているカウンターで確認してみると、データ通信料金は、「2チャット/1分」で、インターネットパッケージ料金などは特にないと説明されたのですが、その後Webサイトを確認してみると、カウンターで説明された2チャット/1分となるのはGSMで接続時のデータ通信で、3Gデータ通信(CDMA/またはW-CDMA)を使った場合は1分あたり4チャット(約0.4円)の料金が発生します。

MPTのWebサイトにあるデータ通信料の説明
情報元:MPTのWebサイト(英語)

MPTのプリペイドSIMには定額制のインターネット接続プランが無い、というのはカウンターでの説明通りで、常時接続の環境に慣れていると、時間制でデータ通信料が発生するというのは使い勝手がイマイチに感じるでしょう。

データ通信を有効化するオーダーは、SMSで以下の内容を送信します。データ通信を有効化するためには、10,000チャット(約1,000円)の料金が発生します。

・宛先:1331
・本文:Orderdata service

SMSが正常に受付されると、

"Dear customer,you have orderd product service succesfull! Pease restart your hundset."

というメッセージが配送されますので、メッセージに従って再起動を行うとデータ通信が有効になります。

なお、空港カウンターで設定されたAPN設定は以下になります。

[APN設定情報]
APN:mptnet
ユーザ名:mptnet
パスワード:0000 (数字の0が4つ)

SIMカードの購入に必要となるパスポート情報の登録、データ通信の有効化やAPN設定については、カウンターのスタッフに代行して行って貰えますので、購入にあたって特に困ることは無いのですが、データ通信にアクティベーションが必要であったり、データ通信が時間制であることを考えると、スマートフォン時代に適したプランが整備されているとは言い難い状況です。

さらに、通信環境についても非常に不安定で、プリペイドSIMカード以外にもレンタルのモバイルWi-Fiルータを使用してみましたが、ヤンゴン市内ではいずれの回線も通信速度は安定せず、プリペイドSIMとレンタルのルーターを持ちながらも、ヤンゴン市内に滞在中はほぼ、“インターネット難民”に近い状況でした。

2014年10月末現在の時点で、ミャンマー向けのデータ通信サービスは各社の提供する国際ローミングサービスの定額制に非対応となっているため、現地でデータ通信を利用するにはプリペイドSIMカードの購入が安くてオススメ……と言いたいところなのですが、そうも言えないぐらいヤンゴン市内でのデータ通信環境はイマイチ。

レンタルのモバイルWi−Fiルータも市内では速度イマイチ

ヤンゴン市内では、屋外で電波状況が悪くない場所でもデータ通信が非常に遅かったり、あるいはデータ通信そのものが突然無効になったりと、とても「快適なモバイルインターネット」からは程遠い品質でした。

それでも、モバイル通信サービスを行う会社がMPTのみであった1社独占の市場環境から、OoredooやTelenorなどが参入したことにより、プリペイドSIMカードの値下がりや、外国人向けの販売が解放されるなどサービスが改善していることは確かで、ネットワーク側の改善についても今後の展開を期待できそうです。


記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler

ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。

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