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NVIDIA、ゲーマー用タブレット「SHIELDタブレット」と「SHIELDワイヤレス・コントローラ」を発表

米NVIDIAは米国時間22日、「NVIDIA SHIELD」ファミリーの新製品として、ゲーマー向けタブレット「SHIELDタブレット」とワイヤレスコントローラーの「SHIELDワイヤレス・コントローラ」を発表した。

SHIELDタブレットとSHIELDワイヤレス・コントローラ

販売価格はSHIELDタブレットのWi-Fiモデルが299ドルで、4G LTE対応モデルが399ドル、SHIELDワイヤレス・コントローラが59.99ドルだ。Amazon.com、BEST BUY、GameStop、newegg.comなどの通販サイトや量販店で販売され、既に予約受付が開始されている。また、SHIELDタブレット専用のカバーは39ドルで用意される。このカバーを使えば、SHIELDタブレットを角度をつけて立てかけることができる。

現時点では日本における販売は未定とされている。

SHIELDタブレットとSHIELDワイヤレス・コントローラ

SHIELDタブレットは、192個のGPUコアを持つモバイル・プロセッサ「NVIDIA Tegra K1」を搭載し、8インチのフルHDディスプレイを搭載するAndroidタブレット。このタブレットではAndroid向けゲームアプリを遊べるほか、PCストリーミング機能を使って、GeForce GTXのGPUを搭載したPCからゲームをストリーミングしてプレイすることができる。

さらに、「NVIDIA GRID クラウド・ストリーミング」にも対応するので、NVIDIA GRIDからのストリーミングも可能となっている。

また、「コンソールモード」を使ってタブレットでプレイしている画面をテレビに映し出して遊ぶことも可能となっている。そのため、SHIELDワイヤレス・コントローラと合わせて使うことで、据置き機のような利用スタイルもできるということになる。

SHIELDタブレットには、「NVIDIA SHIELD Hubアプリ」がプリインストールされている。このアプリはSHIELDに最適化されたAndroidゲームの人気作品を集めたショップにワンタッチでアクセスできるもので、SHIELDでのゲームプレイをしやすくしてくれる。また、Forstbyteの人気ゲーム「Trine 2: Complete Story」もバンドルされるので、最初からTrine 2を遊ぶことが可能だ。

ちなみにSHIELDタブレットはGoogle Playを利用できるので、普通のAndroidタブレットとして使うことももちろん可能だ。

主な仕様を確認すると、OSはAndroid 4.4、プロセッサはTegra K1(2.2GHz ARM Cortex-A15 CPU with 2GB RAM)、ディスプレイは約8インチで解像度は1,920×1,200ドット、ストレージ容量はWi-Fiモデルが16GB、Wi-Fi+4G LTEモデルが32GB、Wi-FiはIEEE802.11nの2x2 MIMOに対応する(2.4GHz、5GHz)。Bluetoothは4.0、GPS/GLONASS対応で、入出力端子は、Mini-HDMI出力端子、microUSB 2.0端子、microSDカードスロット、マイク入力サポートの3.5mmステレオオーディオ端子などで、カメラは前面に5MP、背面にも5MPのものを備え、背面カメラはオートフォーカスに対応している。

SHIELDワイヤレス・コントローラはWi-Fi Directで接続して使うワイヤレスコントローラーで、最大で4台までのコントローラーを同時接続し、4人で遊ぶことができる。PCゲームでもAndroidのゲームでもどちらでも使えるほか、ゲーム用ヘッドセットの端子や、タッチパッド、ボリュームコントロールなども搭載している。





【情報元、参考リンク】
SHIELD公式サイト

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