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au新モデル「HTC J butterfly HTL23」発表。2つのレンズ搭載のデュオカメラ採用。後からフォーカス変更可能、3次元効果も可能。CA対応、WiMAX 2+対応、防水仕様

KDDI、沖縄セルラーは31日、auスマートフォン新モデル「HTC J butterfly HTL23」(HTC製)を発表した。HTC製の新スマートフォンが開発中であることは夏モデル発表会の席上で明らかにされていたが、ついにその詳細が発表された。また、実機のお披露目は8月19日に開催されるHTC NIPPONのイベント「HTC Conference Tokyo 2014」で行われる予定。実機のレポートはその取材後に用意したいのでお待ち頂きたい。

HTC J butterflyとヘッドフォン、ドットビューケース

さて、新しく生まれ変わったHTC J butterfly HTL23は、ネットワーク面で他の夏モデルと同様に大きな魅力を2つ備えている。複数の周波数帯で同時にデータ通信を行うことで高速化をはかるLTEの「キャリアアグリゲーション」に対応する。

具体的には2.1GHz帯と800MHz帯で同時通信し、下り最大150Mbpsを実現する。

さらに、UQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」も利用可能だ。WiMAX 2+は現在、下り最大110Mbpsで運用されており、au 4G LTE、WiMAX 2+、au 3Gなどの回線切替は自動的に行われる。

そして、今回のHTC J butterfly HTL23ならではの大きな特徴は、カメラだ。

メインカメラは1300万画素のレンズと200万画素のレンズの2つ構成となっているのだ。これによって、人間の目のような奥行き情報を取得し、3D効果を加えることができたり、撮影後にフォーカス変更をすることも可能となっている。このカメラを「デュオカメラ」と呼んでいる。

また、前面に搭載されるサブカメラも約500万画素と画素数の大きなレンズを採用し、自撮りで美しい写真を撮影することができるはずだ。

もう一点、大きな特徴として、サウンド面の強化が挙げられる。ハイレゾ音源の再生に対応し、さらにデュアルフロントステレオスピーカーを搭載する。音楽、動画、ゲームを楽しめる強力な端末だ。しかも、クリアなサウンドを楽しめる「JBL ハイパフォーマンス インイヤー ヘッドフォン」が同梱されるので、外出時にも魅力的なサウンドを楽しめる。しかもこのヘッドフォンはau限定色のオレンジだ。

主な仕様を確認すると、OSはAndroid 4.4、ディスプレイは約5.0インチのsuperLCD3で、解像度はフルHD、バッテリー容量は2,700mAhで、メモリは2GB RAM、32GB ROM、本体サイズは約70×145×10.0mm、重さは約156g、外部メモリとして最大128GBまでのmicroSDXCカードに対応する。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠。

その他、ワンセグ/フルセグに対応し、おサイフケータイ、NFC、赤外線通信、Bluetooth 4.0、Wi-Fiテザリング、防水・防塵に対応する。

発売時期は8月下旬の予定。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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