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LINE、Android向け最新バージョン登場。iPhoneに先行しスタンププレビュー機能などの最新機能を搭載。本人確認プロセスも強化

無料通話・無料メールアプリ「LINE」を運営するLINEは28日、Android向けのLINEの最新バージョン4.3.0をリリースした。Android版LINEのユーザーはアプリをアップデートすれば、最新バージョンの機能を利用できるようになる。

スタンプのプレビュー機能

今回の最新バージョンに導入される新機能はAndroid版に先行搭載されたもので、iPhone版は後日リリースされる予定となっている。

また、今回のバージョンでは「LINE電話」をより安心して利用できるよう、本人確認のためのプロセスが強化されている。「LINE電話」はLINEアプリから一般の電話に対して発信できるサービス。

具体的には「LINE電話」を利用する人が、本当にその電話番号の持ち主かどうかを確認するプロセスで、本人以外の電話番号を利用して「LINE電話」を利用している可能性がある場合に、下記プロセスが発生する。SIMカードの入れ替えなどを行っていない、一般的な多くのユーザーの場合は、下記プロセスは発生しないので、多くの方は特に気にする必要はない。

1) 「LINE電話」画面上に認証に関するポップアップが表示される
2) 「認証」をタップすると、LINEに登録している電話番号宛にSMSが届くので認証番号を確認する
3) 「LINE電話」の画面に戻り、SMSに記載されていた認証番号を入力する

本人確認プロセスのイメージ

さて、気になる今回のバージョンでの新機能だが、それは下記の通りだ。

◆スタンププレビュー機能

トークにおいてスタンプを送信する前にスタンプを一旦大きく表示して確認させてくれるプレビュー機能。従来はスタンプをタップするとすぐに送信されていたが、このプレビュー機能によって、スタンプ送信が2ステップになる。一回タップするとプレビューが表示され、もう一度タップされると送信される。

このプレビューを不要と思う方は設定でオフにできる。その際は「その他」→「設定」→「スタンプ」から設定変更が可能だ。

スタンプはどうしても送り間違いが発生してしまいがちだが、この2ステップ操作は面倒だという感じも受けるので、好みに応じて設定すればいいだろう。いずれにしても選べるようになった点は嬉しい改善だ。

スタンプのプレビュー機能


◆同じスタンプを手軽に送れる機能

トーク上に表示されているスタンプをタップすると、そのスタンプの情報が表示されるが、そのスタンプを既に入手・ダウンロードしている場合は、スタンプ一覧が表示され、そのまま送信操作に移ることができる。同じ種類のスタンプを送るのがかなり楽になるはずだ。

トーク上のスタンプをタップするとリストが表示され、すぐに送信できる。


◆「知り合いかも?」に追加された理由を表示

相手が自分を友だちに追加したときに「知り合いかも」の一覧に表示されるが、今回から新たにその理由が表示されるようになる。理由といっても、どのような手順でということで、例えば相手が自分の電話番号をアドレス帳に登録していて、その上でLINEでアドレス帳連携を行った場合には「電話番号で友だち追加されました」と表示される。一方、ID検索から追加した場合は「LINE IDで友だち追加されました」と表示される。

知り合いかも?に理由が表示される。


◆公式アカウントに限って18歳未満の方もID検索が可能へ

現在の環境では18歳未満のユーザーはID検索機能が利用できないが、店舗などの公式アカウントに限って、18歳未満の方でもID検索が利用できるようになった。


◆グループの最大招待人数が200人に増加

これまではグループトークに招待できる人数は100人だったが、今回のバージョンから200人にまで拡大された。


◆LINE連携アプリからの招待メッセージの一括受信オフ

LINEゲームなど、LINEのアカウントと連携しているアプリを自分がまだダウンロードしていない場合でも、友だちからの招待メッセージなどを全部まとめて受信しない設定ができるようになった。設定方法は「その他」→「設定」→「通知設定」→「サービス別設定」→「連動していないアプリ」の「メッセージ受信」のチェックを外す。

【情報元、参考リンク】
Google Play/LINE
LINE公式ブログ/【Android先行】スタンププレビュー機能の追加や、グループの最大人数を増加したバージョン4.3.0を公開

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