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ソニーの北米向け電子書籍ストア「Reader Store」が3月20日で閉鎖。Koboへ引き継ぎ

ソニーの北米(米国、カナダ)向けの電子書籍ストア「Reader Store」が20日午後6時(EST)に閉鎖される。北米向けReader Storeが閉鎖されることは2月6日に発表済みだが、Reader Storeのユーザーに対して改めてメールで案内が送られた。

Reader Storeのトップページ

北米版Reader Storeのユーザーが購入した電子書籍のライブラリは楽天の子会社であるカナダのKoboが運営する電子書籍ストア「Kobo Store」に引き継ぐことができる。

そのため、ソニーはReader Storeのユーザーに対して、Koboのアカウントを取得し、Reader StoreのライブラリをKoboアカウントへ引き継げることを案内で説明している。Reader StoreのライブラリはKoboで引き続き利用できるので、コンテンツに関しては特に問題は発生しない見込み。

もちろん、今後、電子書籍リーダー端末Sony ReaderではKoboのコンテンツを利用することができる。

北米では電子書籍サービスから撤退するソニーだが、日本市場については継続してサービスが提供されている。

電子書籍サービスの市場はAmazon、Google、AppleがそれぞれKindleシリーズ、Android端末、iOS端末で莫大な規模のユーザー基盤を抱えているだけに、他のプレイヤーにとっては厳しい市場となっている。それだけに、日本市場についても今後、どのような流れになるのか気になるところだ。

【情報元、参考リンク】
Reader Store

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