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UQ、WiMAXにおけるIPアドレス付与をプライベートIPに変更へ。グローバルIPアドレス付与は有料オプションとして提供

UQコミュニケーションズは7日、世界的にIPv4のグローバルIPアドレスの不足状況を踏まえて、WiMAX機器へ付与するIPアドレスの変更を行うと発表した。

現在はWiMAX機器に付与されるIPアドレスはグローバルIPアドレスだが、6月以降
順次プライベートIPアドレスへ変更される。

この変更はUQ Flat年間パスポート/UQ Flat/UQ Stepを利用しているユーザーが対象となる。UQ Flatプラス(プロバイダとしてau.NETを利用)、UQ 1 Dayは対象外だ。

今回のプライベートIPアドレスへの変更に関して、大部分の利用形態においては特に問題なくインターネット利用が可能だが、グローバルIPアドレスの利用に依存している一部のアプリケーション等においては設定の変更の必要や、場合によっては利用できなくなる場合があるので注意したい。

例えば、下記の例については利用できなくなる可能性がある。

・1. オンラインゲームの一部(ルータのUPnP対応やポート開放設定が必要と案内されているもの)
・2. サーバとしての利用の一部(DynamicDNSを利用するもの、外部からIPアドレスを指定してアクセスするもの)
・3. リモートアクセス(VPN)の一部(TCP/UDP以外のプロトコルを利用するもの)
・4. その他、プライベートIPアドレスの利用に未対応のアプリケーション・ネットワーク機器


また、同社は今回に変更にあわせてグローバルIPアドレスを付与するオプションサービスの提供を開始することも明らかにした。グローバルIPアドレスを引き続き利用したい場合には、月額100円を支払うことで利用できる。

この「グローバルIPアドレスオプション」の受付開始日は5月21日で、My UQから申し込みできる。また、料金は月額100円だが、9月末利用分までは無料となっている。

「グローバルIPアドレスオプション」について(※クリックして拡大)

【情報元、参考リンク】
UQコミュニケーションズ/プレスリリース
UQコミュニケーションズ/「グローバルIPアドレスオプション」について

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