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ドコモ向けXperia NX、Xperia acro HDへAndroid 4.0アップデートが提供開始

ソニーモバイルコミュニケーションズは27日、NTTドコモ向けスマートフォン「Xperia NX SO-02D」と「Xperia acro HD SO-03D」へOSをAndroid 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)へバージョンアップさせるソフトウェア更新を同日より順次提供開始すると発表した。

Xperia NXとXperia acro HD

OSバージョンアップは、Xperia本体のみで行う方法とパソコンに接続して行う方法のどちらかで実施できるが、Xperia本体のみで行う場合、3G回線ではパケット通信料が発生するため注意したい。特にパケット定額サービスの上限に達していない方などは注意したい。

また、Xperia本体で行う場合には、ファイルのダウンロードが2回に分けて行われ、1回目はWi-Fiと3Gのどちらでもいいが、2回目についてはWi-Fiでしかできない。そのため、Wi-Fi環境が利用できない場合はパソコンが必要になってくる。

そして、OSバージョンアップの導入にあたって最大の注意事項は以前のバージョンへ戻すことはできない点だ。さらに、バージョンアップを行うと、一部の設定が初期化されてしまうので、それらについては改めて設定する必要がでてくる。

今回のOSバージョンアップによって追加される主な機能は下記の通り。

1) ホーム画面へのウィジェットの追加や壁紙/テーマ変更、設定画面への入口が新しくなる。
  • ホーム画面を長押しすると、ウィジェットやショートカットを追加できるボタンや、壁紙/テーマを変更するボタンを表示できる。
  • ステータスバーを下へフリックして、設定アイコンをタップするだけで、設定画面を簡単に呼び出すことができる。
  • ホームキーを長押しすると、起動中のアプリケーションを一覧できる。一覧表示時に起動中のアプリケーションを横にフリックすると、そのアプリケーションが終了する。


2) 音楽、アルバムアプリケーションが新しく、またムービーアプリケーションが追加される。
  • ミュージックアプリケーションが “WALKMAN”アプリケーションに変わる。こだわりの音質とあわせ、再生中の音楽を独自に解析し、様々なイメージで画面を彩ることができるビジュアライザーで音楽の楽しみ方が広がる。
  • ギャラリーアプリケーションがアルバムアプリケーションに変わる。撮影した写真や動画を、月ごとに表示して管理できるほか、サムネイルをピンチズーム操作で縮小・拡大して楽しめる。また画像を編集して様々な効果を加えることも可能。
  • ムービーアプリケーションが追加される。映画などのコンテンツを高画質、高音質で再生可能。またGracenote社のメディア情報データベースと連携し、コンテンツのイメージ画像や出演者等の詳細情報を加えて楽しめる。


3) 各種機能を変更・向上。
  • フェイスアンロック機能が追加。自分の顔をフロントカメラで写すだけで画面ロックを解除できる。
  • スクリーンショットの操作方法が変わる。電源キーと音量キー(下)を同時に押すことで、表示画面のスクリーンショットが撮れる。
  • プリインストールを含むアプリケーションを、設定画面から無効化できる。無効化することでアプリケーションが使用しているメモリを確保できる。また、一度無効にしたアプリケーションを有効にすることも可能。
  • 電話にでられない場合、事前に用意したメッセージを簡単にSMSで送信できる。
  • 電話帳でグループ設定が可能になる。1人を複数のグループに登録することもできる。また設定したグループ宛に、Eメールの一斉送信も可能。
  • 電話帳や設定などのアプリケーションや撮影した画像、動画のバックアップが作成できる。


4) テレビ番組のストリーミング再生が可能になる。
  • DTCP-IP(主に家庭内LANなどのIPネットワーク)に対応し、ソニー製ブルーレイディスクレコーダーやソニー・コンピュータエンタテインメントより発売中の「nasne (ナスネ) TM」から、テレビ番組のライブ視聴や録画番組の視聴をご家庭内においてストリーミング再生で楽しめる。

【情報元、参考リンク】
ソニーモバイルコミュニケーションズ

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