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LINEでFacebookを利用した新規登録・友人情報の連携が可能へ。Android版で先行対応

NHN Japanは26日、無料通話・無料メールアプリ「LINE」において、Facebookアカウントを利用した新規登録・友人情報の連携が可能となる認証・連携機能を導入したと発表した。先行してAndroid(アンドロイド)版から対応し、近日中にiPhone版にも対応する予定。同社はこの施策をはじめ、LINEの機能改善・拡充を継続的に行うことで、さらなるインフラ化・グローバル化を加速させたい、としている。

Facebookとの連携が利用可能に

これまでのLINEは、最もプライバシー性の高い「電話番号」を登録キーにすることで、スマートフォンのアドレス帳に登録されている家族・友人や同僚など、実生活で繋がりのある人といつでもどこでも気軽にコミュニケーションを楽しむことができる環境を提供していた。

しかし、同社によれば、電話番号をキーとすることには抵抗感を感じる方がおり、利用機会を逸してしまう理由の一つにもなっていたという。また、ソーシャルネットワーキングサービスが発達したことで、電話番号を交換せずとも親密な関係を築いている場合もあり、さらに欧州など海外の一部の国においてはそもそも電話番号を頻繁に変更する文化圏もあることが分かっている。

そのため、必ずしも電話番号による認証が利便性の向上には繋がらないということだ。

そしてLINEのユーザー基盤が一定の規模に達したこともあり、電話番号認証に加え、新たな選択肢としてFacebookによる認証・連携機能を導入することを決定したということだ。

具体的には電話番号を使わずに、Facebookのアカウントを利用してLINEの新規アカウントの作成が可能になり、Facebookを利用している友人をLINE上で自動的に「友だち」に追加することが可能になる。

また、Facebook認証が非常に便利な点として携帯電話番号が変わった際などにも簡単にアカウント情報を新端末に引き継ぐことができることがある。従来の電話番号認証の場合はメールアドレス・パスワードの事前登録が必要など、若干の手間が必要となっている。

【情報元、参考リンク】
LINE

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