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ドコモ、spモードの各種設定で問題発生(復旧済み)。他ユーザーの各種設定が変更可能な状態へ。一部ユーザーの設定が勝手に変更される

NTTドコモは25日、同社がAndroidスマートフォン等の端末向けに提供するspモードサービスにおいて不具合が発生したことを明らかにした。同日午前1時41分から9時14分の間、spモードを利用している一部のユーザーにおいて、「spモード設定情報」が本人の知らぬ間に変更される事象が発生した。この問題を受け、同社は9時14分から13時37分までspモードの各種設定を変更するための「spモード各種設定」サイトを一時停止し、原因究明及び対策にあたり、13時37分に復旧させた。

実際に影響を受けた契約数は約1,000契約(精査中)で、原因はspモードサービスの設定変更サイトのアクセスを管理するサーバーにおけるソフトウェアの更改に伴うデータ設定の誤りとされる。

サーバー側のソフトウェア更改時にデータの設定を誤ってしまったことから、今回の問題が起きた。

なぜ本人の知らぬ間に勝手に設定が変更されてしまったのか? 具体的には自身のspモード設定情報を変更しようとする際に、他のユーザーのspモード設定情報が参照・確認できる状態になっていたからだという。この際、変更時に必要となるパスワードが偶然一致した場合、設定が変更できてしまい、実際にその事態が発生してしまったようだ。

例えばパスワードが「0000」や「0123」など、多くの方が使っている可能性のあるものだった場合、この事態が発生する可能性が考えられる。

いずれにしても、spモード設定情報が変更されてしまう事態が発生し、同社は影響を受けたユーザーに対して直接連絡した上で対応するとしている。直接連絡できるのは、今回の問題では影響を受けたユーザーを特定できるからだ。

設定が変わってしまった可能性のある情報はspモードのメール設定、Wi-Fi設定、パスワード設定、公衆無線LAN設定など多岐に渡る。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/「spモード各種設定」における発生事象について

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