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ソニー・エリクソン、Xperiaシリーズ向けAndroid 4.0の開発版をリリース。機能制限多数あり。ブートローダーのアンロック必須

英ソニー・エリクソンは15日(現地時間)、同社製スマートフォン「Xperia arc S」「Xperia neo V」「Xperia ray」向けに、Android 4.0(開発コード「Ice Cream Sandwich」)をベースとした開発中のソフトウェアをリリースしたと発表した。あくまでも開発初期段階のα(アルファ)版のROMであり、正常な動作は保証されない。

さらに、このROMの導入はブートローダーをアンロックした端末であることが必須なので、一般的なユーザー向けではない点には特に注意したい。導入はあくまでも自己責任の上でとなる。加えて、ブートローダーをアンロックした場合、今後リリースされる正式版のアップデートを導入できなくなるので、その点にも注意が必要だ。

今回のROMの概要は下に掲載した動画からある程度掴むことができるので、まずはそれをチェックしてほしい。


なお、α版のROMには以下のような機能制限がある点にも注意したい。

・Google モバイルサービス(GMS)アプリが含まれない。Gmail、Google Mapsなど。
・モデムがオフ、SIMカードが認識されない。これは電話機として使えないことを意味している。
・Bluetoothがオフ。
・Wi-Fiがオフ。
・ANT+がオフ。
・FMラジオがオフ。

すなわち、GmailやGoogle Mapsが使えず、さらには電話機として通話ができない上、携帯電話回線を利用したデータ通信もできず、Wi-Fiもできず、というような状態になるようだ。

他にも注意事項があるので、導入について関心のある方は公式のブログを参照してほしい。

【情報元、参考リンク】
Developer World/Ice Cream Sandwich alpha ROM available for unlocked Xperia phones

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