IS14SHは、テンキーを搭載したスライド型の端末で、ガラケー（フィーチャーフォン、従来型携帯電話）の利点を上手く取り入れた「ハイブリッドタイプのスマートフォン」。これまでも各社向けにシャープはテンキー搭載スマートフォンをリリースしてきているが、IS14SHは完成度がより高まっている。
日々のメールのやり取りが多い方はもちろん、爪のためにフルタッチ端末を避けてきた女性の方にとっても有力な選択肢になりそうだ。
テンキーには発信キー、終話キー、メールキー、ブラウザキーが搭載され、さらには十字キーの左右でアドレス帳の着信履歴を表示するなど、ガラケーと同じ操作性が実現されている。さらに、テンキーにはゆるい傾斜を持った「クリートラインキー」を採用し、押しやすくなっている。
また、テンキーによる入力の他にもメール機能は充実している。「速デコ」「送信予約」「自動再送（圏外復帰送信）」などの機能を搭載する。
さらに、シャープ製端末として定番の「ベールビュー」によって、横からの画面の覗き見も防止できる。国内定番機能であるワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信もサポートする。
Androidスマートフォンとしての基本仕様はOSがAndroid 2.3、プロセッサが米Qualcomm製MSM8655（1.4GHz駆動）、ディスプレイは3.7インチのNewモバイルASV液晶で、解像度は960×540、Wi-FiはIEEE802.11b/g/n準拠、Bluetoothは3.0に対応などとなっている。
カメラは有効画素数約804万画素のものを搭載し、内蔵バッテリーの容量は1,030mAh。バッテリー容量が少ない点はやや残念だが、シャープ独自の省エネ機能をもつ「エコ技」アプリの搭載によって、ある程度カバーできる。
端末のサイズは約56×117×14.7mm、重さは約136g。カラーラインナップはシャンパンピンク、シャイニーホワイト、ナイトブラックの3色展開となっている。
【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース
