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Android向けSleipnirがUserAgent変更機能を搭載。サイト別にPC版/スマホ版/ケータイ版などの表示切り替えが可能に

フェンリルは26日、Android(アンドロイド)向けウェブブラウザアプリ「Sleipnir Mobile for Android(スレイプニル・モバイル・フォー・アンドロイド)」の最新バージョン1.3をリリースした。最新バージョン1.3では、各ウェブサイトの表示形式を切り替えられる機能が導入された。サイトによってはPC版、スマートフォン版、タブレット版、ケータイ版(フィーチャーフォン版)など、閲覧する端末別に最適化したレイアウトを用意していることがあるが、人それぞれどのレイアウトで閲覧したいのかは異なる。


スマートフォンからの利用であってもスマートフォン版レイアウトではなくPC版レイアウトで閲覧したい、とか、フィーチャーフォン版のレイアウトで閲覧したい、などの要望もあるはずだ。通常は、ウェブサイト側に切り替えボタンやリンクが用意されているが、上手く機能せず、毎回レイアウト変更の操作を行わなければならないこともある。

Sleipnirはその煩わしさを解消するため、UgerAgentを変更できる機能を導入することで、表示形式の切り替えを実現した。UgerAgent設定は各ウェブサイト毎に記憶されるので、一度設定してしまえばあとから煩わしい手間が生じることはない。

UgerAgentの設定は、アドレスバーを長押しした際に表示されるメニューから「ページの表示モードを変更」を選択し、「UgerAgentを変更」をタップ。すると、「標準」「PC」「iPhone」「iPad」「i-mode ブラウザ」「EZweb ブラウザ」「SoftBank ブラウザ」「カスタム」という選択肢が表れ、好みのものに設定できる。「カスタム」を選べば、自分でUgerAgentを自由に設定できる。

なお、ほかにも「他のアプリで開く」ように設定することもできる。あるページを開くにはSleipnirではなく、標準ブラウザの方が良い、という場合などには標準ブラウザを設定しておけば、そのページに移動した際に自動的に標準ブラウザで開くことができる。

その他の更新内容は、検索窓へのサジェスト対応と不具合修正がある。不具合修正では、SNSなどの投稿サイトへのファイルのアップロードができない問題の解消などとなっている。

【情報元、参考リンク】
Android Market/Sleipnir
フェンリル/プレスリリース(PDF)

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