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SCE、PlayStation Certified端末向けに10月下旬よりPlayStation Storeにてゲーム配信へ。開発者向けにPS Suite SDKの提供も11月より

PlayStation Certified取得端末例
Xperia PLAY
ソニー・コンピュータエンタテインメント(以下、SCE)は15日、Android(アンドロイド)端末向けにプレイステーションの世界を提供するプラットフォーム「PlayStation Suite(プレイステーション スイート)」の今後の計画を明らかにした。

同社はまず、PlayStation Suite推進のためのライセンスプログラムである「PlayStation Certified」を取得した端末向けに、10月下旬より「PlayStation Network」上のコンテンツマーケット「PlayStation Store」を通じて、初代プレイステーションにおける名作タイトルなどのコンテンツの配信を開始する。

現在の所、PlayStation Certifiedを取得している、もしくは取得予定の端末は、ソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia PLAY SO-01D」(NTTドコモ向け)、SCE製次世代携帯ゲーム機「PlayStation Vita」、ソニー製タブレット「Sony Tablet S」及び「Sony Tablet P」の4機種となる。Xperia PLAYは10月~11月、PlayStation Vitaは12月17日、Sony Tabletは一部のモデルが9月中に発売となる。

配信が予定されている国は日本のほか、米国、カナダ、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、ドイツ、オーストラリアの9か国で、展開は将来的により拡大される予定。

また、SCEは、開発者向けに「PlayStation Suite SDK」を11月より順次提供開始する。PlayStation Suite SDKを使って開発されたコンテンツは、Androidスマートフォン/タブレット、PlayStation Vitaで共通して利用できるものとなるため、開発者やパブリッシャーにとって端末・プラットフォーム別に余計な開発コストを掛けさせずに済む利点がある。

なお、参考までにXperia PLAYでは、「みんなのGOLF 2」「クラッシュ・バンディクー」「LocoRoco -Midnight Carnival- 傑作集」「Asphalt 6:Adrenaline HD」「Star Battalion HD」「Bruce Lee Dragon Warrir」がプリインストールされ、その後、PlayStation Storeより「I.Q Intelligent Qube」「アーク ザ ラッド」「XI」「ポポロクロイス物語」「ワイルドアームズ」「デストラクション・ダービー」「ジェットモト」「アランドラ」などがリリースされる予定。

【情報元、参考リンク】
SCE/プレスリリース

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