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NTTドコモ、サムスン電子製スマートフォン「GALAXY S II SC-02C」を発表。テザリングにも対応

NTTドコモは16日、韓国サムスン電子製スマートフォン「GALAXY S II SC-02C(ギャラクシーS2)」を発表した。GALAXY S IIはサムスン電子の昨年モデル、初代「GALAXY S」の後継機にあたり、ハイスペック仕様が大きな特徴。特に、デュアルコア 1.2GHz駆動のプロセッサによる高速動作性能と、4.3インチのSuper AMOLED Plus(スーパー有機EL)ディスプレイによる美しい映像表現が最大の魅力だろう。

GALAXY S IIは4月下旬に韓国での発売を皮切りに英国など欧州での販売が始まっており、世界120の国と地域で展開される。その中で、NTTドコモ向けモデルには国内向け仕様として、ワンセグが搭載された。おサイフケータイと赤外線通信こそ非対応だが、海外メーカー製端末が国内フィーチャーフォンで定番とされる機能を載せる例はまだ少ない。

仕様に関する紹介に戻るが、Super AMOLED Plusは初代GALAXY Sに搭載されていたディスプレイの後継品になる。シャープネス、コントラスト比、電力消費などで改善があり、より高精彩になった。解像度自体は800×480で同じだが、実際の表現力は向上している。ディスプレイの表面は米Corning社の化学強化ガラス、「Gorilla Glass(ゴリラガラス)」で覆い、優れた耐久性と強度を確保した。

搭載されるOSはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)で、スマートフォン向けAndroidとしては最新版にあたる。内蔵メモリは1GBで、ストレージ容量は16GB、外部メモリとして最大32GBにまで対応したmicroSD/microSDHCカードスロットも備える。カメラは背面に8メガピクセル、前面に2メガピクセルのものを備え、背面のメインカメラでは1,080pのフルHD動画の撮影をサポートする。別売のHDMI変換ケーブルを使えば、GALAXY S IIで撮影したフルHD動画を液晶テレビなどの大型スクリーンで楽しむこともできる。加えて、DLNA機能もサポートし、外部機器との連携面も十分だ。

Wi-FiはIEEE802.11b/g/n、Bluetoothは3.0+HSに対応。BluetoothはHIDプロファイルもサポートするので、市販のBluetoothキーボードなどを利用することも可能だ。また、ネットワークは6月以降に提供予定のFOMAハイスピードエリアでの下り最大14Mbpsをサポートする。上りは最大5.7Mbps。さらに、GALAXY S IIはテザリングにも対応する。

搭載バッテリーは1,650mAhで、端末のサイズは約126×66×8.9mm、重さは約120g、カラーラインナップはノーブルブラックの1色のみ。ストラップ用の穴も用意されている(リアカバーを外して装着)。

発売時期は6月下旬の予定。事前予約は6月10日より受付開始。

下に公式プロモーション動画を掲載。


※発表会会場からのデモ機の写真や動画は後ほど追加する予定。

UPDATE
下記記事を新たに公開しました。
NTTドコモ向けサムスン電子製「GALAXY S II SC-02C」のデモ機を写真と動画でチェック

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
NTTドコモ/GALAXY S II SC-02C製品紹介ページ

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