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NTTドコモ、ソニー・エリクソン製Androidスマートフォン「Xperia acro SO-02C」を発表

NTTドコモは16日、ソニー・エリクソン製スマートフォン「Xperia acro SO-02C(エクスペリア・アクロ)」を発表した。Xperia acroは、ソニー・エリクソン製Android(アンドロイド)搭載スマートフォンとしては初めて国内フィーチャーフォン(従来の一般的ケータイ)の定番機能を搭載するモデル。おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線を搭載し、フィーチャーフォンからの移行ユーザーもこれまでに慣れていた機能を捨てずに済む。

その上で、「Xperia」シリーズならではの性能やデザインを兼ね備える。ベースとなるモデルは「Xperia arc」で、国内定番機能を除いた基本仕様はそれに準じる。

OSはAndroid 2.3(開発コード「Gingerbread」)で、ディスプレイは4.2インチの「Reality Display」。クリアブラックパネルを採用し、高コントラスト、高輝度・高精細な映像表現が可能。具体的な解像度は480×854。Xperia arcと同じく「モバイルブラビアエンジン」を搭載する点も特徴で、この効果で動画をより美しく再現することができる。

プロセッサはQualcomm MSM8255 1GHz(シングルコア)で、内蔵メモリは512MB RAM、1GB ROM、外部メモリは最大32GBまでに対応するmicroSD/microSDHCカードスロットを搭載。

カメラ機能にも力が入れられ、ソニーの裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を採用し、暗い場所でも高精細な写真や動画を撮影することができる。この点もXperia arcと同様だ。メインカメラの有効画素数は約810万画素で、720pのHD動画の撮影をサポートする。LEDフラッシュ、オートフォーカス、コンティニュアスオートフォーカス(被写体に自動的にフォーカスを合わせ続ける機能)、顔認識エンジンなどの撮影サポート機能も搭載し、様々なシーンでカメラを存分に楽しむことができる。

Xperiaならではの入力システム「POBox Touch」はバージョン4.0を搭載する。日本語、英語の予測変換機能と入力アシスト機能を備え、快適な文字入力が可能。また、POBox Touchのキーボードデザインはユーザーが好みに応じて変更することもできる。ベーシックな「Mono」、華やかな「Sakura」「Woody」をプリインストールし、他のデザインをソニー・エリクソン公式Webアプリ「PlayNow」からダウンロードすることもできる。

Wi-FiはIEEE802.11b/g/n、Bluetoothは2.1+EDRをサポートし、FMラジオ、DLNA機能、HDMI出力も搭載する。また、ネットワークは6月以降提供予定のFOMAハイスピードエリアでの下り最大14Mbps、上り最大5.7Mbpsの高速データ通信をサポートする。

なお、Xperia acroはテザリングはサポートしない。

バッテリーの容量は1,500mAhで、端末のサイズは約127×62×11.5mm、重さは約135g、カラーラインナップはブラック、ホワイト、アクアの3色。本体にはマイク付ステレオヘッドセット、32GBのmicroSDHCカード、電池パック、ACアダプタケーブルが付属する。32GBのmicroSDHCカードは嬉しい付属品といえるだろう。

発売時期は6月〜7月の予定。

下に公式プロモーション動画を掲載。


※発表会会場からのデモ機の写真や動画は後ほど追加する予定。

UPDATE
当初、発売時期を6月下旬と記しましたが、「6月〜7月」が正しい情報になります。訂正し、お詫び申し上げます。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/プレスリリース
NTTドコモ/Xperia arc SO-02C製品紹介ページ

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