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NTTドコモ、2010年度スマートフォン販売台数は252万台。2011年度は600万台を目標

NTTドコモは28日、2011年3月期(2010年4月~2011年3月。2010年度)の決算説明会を開催し、昨年度業績及び今年度の目標、見通しなどについて説明を行った。同社の2010年度の営業収益は4兆2,243億円で、2009年度比で1.4%減となったが、営業利益は8,447億円で同1.3%増。2011年度予想については営業収益が昨年度比で0.1%増の4兆2,300億円、営業利益が同0.6%増の8,500億円となっている。

NTTドコモ、2011年3月期決算説明会資料より

また、昨年度来同社が力を入れているスマートフォンの販売についてだが、昨年度の販売台数は252万台であることがわかった。同社のスマートフォン販売は昨年末までに100万台を達成、1月には約180万台へとさらに伸び、3月末までに252万台にまで達した。注目すべきは1月~3月の販売台数だ。僅か3ヶ月間で約152万台を販売している。

NTTドコモは2011年度も引き続きスマートフォンへ注力し、今年度は600万台の目標を立てている。

なお、国内スマートフォン市場としてはKDDIが昨年度109万台を販売した。KDDIの場合は、秋に投入されたシャープ製Android(アンドロイド)スマートフォン「IS03」が初のヒット機種となり、「REGZA Phone IS04」「IS05」といったISシリーズが好評を博した。同社は2010年10月~12月に39万台、2011年1月~3月に61万台のスマートフォンを販売した。KDDIの今年度目標は400万台だ。ソフトバンクの2011年3月期決算説明会は5月9日の予定。ソフトバンクモバイルの場合は、Androidスマートフォンよりも米Appleの「iPhone 4」が圧倒的に多く売れているはずだが、具体的な台数が気になるところだ。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/2011年3月期決算説明会資料(PDF)

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