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NTTドコモ、スマートフォン事業強化へ組織変更を実施。スマートコミュニケーションサービス部設置

NTTドコモは28日、スマートフォン事業の強化へ向けた組織変更を発表した。具体的にはこれまでiモードで培ってきたビジネスリソースと、黎明期からスマートフォン事業を推進してきたリソースを融合し、新たに「スマートコミュニケーションサービス部」を設置する。組織的には、iモードサービスを扱ってきた現行の「コンシューマサービス部」と、フロンティアサービス部の内部組織である「スマートフォン事業推進室」を統合した形で設立される。

この件は日本経済新聞が3月8日に伝えた報道の確認にもなり、実際に組織変更が実施されることになった。変更は4月1日付で行われる。

新たに設立される「スマートコミュニケーションサービス部」では、「モバイルマルチメディアサービスに係わるサービスの企画・開発、ポータルサイトの企画・運営、セキュリティ推進およびコンテンツの企画・開拓に関すること」を扱う、とされており、NTTドコモが販売するスマートフォン向けの様々なサービス、アプリやウェブサイトなどが開発・提供されるはずだ。

特にこれまで「コンシューマサービス部」が手がけてきたiモード向けサービスの一部がスマートフォン用に調整・見直しされ、リリースされることが予想されている。8日の日本経済新聞では、例として「iコンシェル」などがスマートフォン向けに提供されることになると伝えた。

スマートフォン市場の拡大は予想以上の速度で進んでおり、今や毎週の携帯電話端末の販売ランキングの上位はスマートフォンが占めている。しかも、その傾向は昨年春に見え始め、秋の時点ではほぼ定着した。2011年はその流れがより加速するものと見られ、特に夏モデルの発売後には販売ランキングのトップ10を全てスマートフォンが占める可能性も決して否定できない。

【情報元、参考リンク】
NTTドコモ/報道発表資料
GAPSIS/NTTドコモ、スマートフォンにもiモード向け各サービスを提供へ。事業組織変更、サポート体制強化

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