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パナソニック、Android搭載携帯ゲーム機「The Jungle」の開発を中止

パナソニックは1日、携帯ゲーム機「The Jungle(仮称)」の開発を中止したことを明らかにした。ロイターが同日に伝えた。

The Jungleはパナソニックが昨年12月4日に発表した折りたたみタイプの携帯ゲーム機で、ベースには米GoogleのAndroidを採用する仕様とされていた。筐体は上側にディスプレイ、下側にはコントローラー、QWERTYキーボードを搭載する。QWERTYキーボードを備えることから想像できるように、基本的にはオンラインゲームを楽しむことを想定したゲーム機として開発されていた。コミュニケーションで使うためのQWERTYキーボードだ。

The Jungleはパナソニックにとっては1994年の据え置き型ゲーム機「3DOリアル」以来のコンシューマゲーム機として、発表当初は注目を集めた。本来は2011年に北米でリリース予定だったが、残念ながら開発中止の決定が下された。

ロイターの報道によれば、パナソニックは今回の決定理由として、市場の変化と同社の戦略の方向性を挙げている。

Androidを搭載することで、Android向けのアプリが動く可能性も期待されたThe Jungleだが、日の目を見る前にお蔵入りすることになってしまった。


【情報元、参考リンク】
Reuters/Panasonic says has dropped game development project

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