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Windows PC、MacなどをAndroid端末から手軽にリモート操作できるアプリ「Splashtop Remote Desktop」

Windows PCやMacなどのコンピュータをリモート操作することのできるアプリ「Splashtop Remote Desktop」がリリースされた。Splashtop Remote Desktopは米Splashtop社の開発したアプリで、すでにiPhone/iPad版も配信済み。このたび同アプリのAndroid対応版が提供されることになった。アプリはAndroid Marketで「splashtop remote」で検索すればヒットする。価格は4.99ドル(約414円)で、動作要件はAndroid 2.2以降。

同社によって動作確認済みの端末は「HTC Desire」「HTC Desire HD」「HTC Droid Incredible」「Nexus One」「myTouch 4G」「Motorola Droid 」「GALAXY S」「GALAXY Tab」「Dell Streak」など。筆者がGALAXY S(SC-02B)で動作確認を行ったところ、一通り問題なく動いているように見える。ただし、日本語の文字入力は現バージョンではできないようだ。

Splashtop Remote Desktopの機能はおそらくスクリーンショットを見ていただければ、ある程度想像できると思う。デスクトップPCやノートPCなどをAndroidスマートフォンからリモート操作できるようにするものだ。当然リモート操作対象のPCにも予め専用のサーバソフトウェアを入れておく必要がある。これはSplashtop社から無料で提供されている。

セッティングはとても簡単。まずはPC向けのソフトウェアをインストールする。下記リンク先から「Download for your computer」をクリックしてWindows用、もしくはMac用(Beta)を選択してダウンロードする。PCのOSはWindows XP、Vista、7に対応。MacはOS X 10.6をサポート。ただし、Macのサポートはベータ版。
http://www.splashtop.com/remote



ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストーラが起動するので指示に従って手順を進めていく。特に複雑な問いはないので、スムースに進むと思う。インストールが完了するとソフトウェアが起動し、パスワード設定を求めてくるので入力しよう。このパスワードはAndroid端末側のクライアントアプリから接続する際に必要とするもので、任意に決めることができる。設定が完了したら、Splashtop Remoteを起動するか聞かれるので、早速起動しよう。


※“電源を切る”は適切な説明ではないと思うが、サーバをオフにすること。

PC側の設定はこれで完了。次にAndroid端末側の手順に入る。

Android MarketでSplashtop Remote Desktopをダウンロード、インストールしたら起動してみよう。起動するとサーバPCがすでに表示されているはずだ。後は矢印マークをタップして先ほど設定したパスワードを入力し、「Done」をタップ。サーバPC名をタップすれば接続が実行される。基本的にはこれだけでリモート操作が行える状態になる。簡単に説明してしまったが、実際特に迷う部分はないはずだ。



なお、1点注意しなければならないのは、Splashtop Remote Desktopは現状ではWi-Fi環境が必須の上、同一ネットワーク内にサーバPCとクライアントのAndroid端末が入っていないと利用できないことだ。そのため、例えば外出先から自宅のPCをコントロールするような使い方はできない。しかし、将来のアップデートによって同一ネットワーク内に両端末が存在しない場合でも利用できるようになる予定。

下は紹介動画。


【情報元、参考リンク】
Splashtop Remote

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