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Nexus OneへのAndroid 2.3(Gingerbread)アップデート提供は年内の予定

米Googleは6日、Androidの最新バージョン2.3(開発コード:Gingerbread)を正式発表したものの、搭載端末の登場までにはまだ時間が掛かる。Android 2.3を搭載した端末はGoogleブランドのスマートフォン「Nexus S」が世界初になる見込みで、同端末は米国で16日、英国で20日以降に発売予定だ。しかし、Nexus Sでなくとも2.3(Gingerbread)を楽しむことはできる。Googleは初代Nexus端末である「Nexus One」に対しても2.3のアップデートを提供する予定だ。

同社のReto Meier氏はNexus OneへのOver-The-Air(OTA)アップデートの提供は現時点ではまだできないものの、今後2、3週間程度のうちにリリースされるだろう、と述べている。ということは準備が順調に進めば年内にはOTAでアップデートが配信されることになる。

Nexus Sへ関心を集めることや、実際のセールスへの影響を考えると、この端末の発売日以降になる可能性が高そうだ。クリスマス直前辺りであれば、タイミングとしてもユーザーへの嬉しいプレゼントとしてちょうどいいかもしれない。Gingerbreadはさぞかし美味しい贈り物になるはずだ。しかし、実際のリリース日が年内になるとの保証はないので注意して欲しい。年明けにずれ込むことも十分あり得る。

なお、Android 2.3のアップデートに関する予定はNexus One以外については今のところ不透明だ。当面はNexus SとNexus Oneのみとなる可能性が高いだろう。とはいえ、メーカーによっては早期対応を採ってくるところもあるかもしれない。しばらくの間はAndroid 2.2(Froyo)アップデートの話題が飛び交った今春・今夏と同様に、Gingerbread関連の噂が続くことになりそうだ。

【情報元、参考リンク】
Android Central/Nexus One's Gingerbread update 'coming in a few weeks'
Reto Meier氏のTwitterアカウント

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