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HTC Desire、有機EL搭載端末とSLCD搭載品の比較動画。屋外(日向、日陰)、屋内での検証

台湾HTC製Androidスマートフォン「HTC Desire」は今夏からディスプレイ仕様が変更されたものが流通している。初期モデルは韓国Samsung Mobile Display社製の有機ELディスプレイが搭載されていたが、現在はソニー製のSuper LCDに切り替わっている。

国内でもソフトバンクがHTC Desire(X06HT)の販売を終了し、Super LCD搭載のHTC Desire(X06HTⅡ)を9月下旬以降に発売することを決めた(該当記事)。

HTCはディスプレイの切替を7月26日に正式発表したが、声明ではその理由には触れられていない。しかし、Samsung Mobile Display社の生産能力が現在の急増しつつある高い需要を満たせず、有機ELディスプレイの入手が困難になったからだと見られている。

さて、そのSuper LCDを搭載したHTC Desireだが、北米では一足先に発売されている。そこで海外では早速、有機EL版のHTC DesireとSuper LCD版の端末の比較動画が公開され始めている。ここではその一つを紹介したい。比較検証は屋外の日向、日陰、そして屋内で行われている。


有機ELとSuper LCDとでは基本的な色味が異なるので、人によって好みが分かれる。その点に関してはこの動画だけでは具体的にわからない。しかし、視野角や全体的な見え方に関しては漠然と把握できるはずだ。結果として、少なくともこの動画においては、視野角は有機ELに軍配が上がっている。

なお、HTC製端末における理論的な違いは次の通りといわれている(1,400mAhのバッテリー使用時)。
  • 有機EL:バッテリーライフ小(25時間)、コントラスト比高い(10,000:1)、屋内での視認性高い、色の彩度(あざやかさ)に優れる、実解像度が低い
  • Super LCD:バッテリーライフ大(30時間)、コントラスト比低い(1,000:1)、屋内での視認性に劣る、色の彩度に劣る、実解像度が高い

【情報元、参考リンク】
Phandroid/Video Comparison of HTC Desire AMOLED and SLCD Displays
ソフトバンク/HTC Desire(X06HTII)製品紹介ページ

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