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米Cisco、業務用Androidタブレット「Cius」を発表。発売は2011年第1四半期を予定

米通信機器大手のCisco Systemsは現地時間29日、業務用のタブレット端末「Cisco Cius」を発表した。発売時期は2011年第1四半期を予定。搭載されるOSはAndroid。ディスプレイサイズは7インチ。基本的に業務用の利用を想定した端末で、ビジネス用途に特化したアプリや機能も搭載される。ビデオ電話やクラウドサービスなども利用できる。例えば、ローカルPCやネット上のコンテンツをCiusから簡単に閲覧・編集することも可能だ。アプリや機能の拡充により社内で使う小型端末としての利便性を高めるとともに、携帯性も考えられた設計が採られている。重さが520gと比較的軽量な点もアピールポイントの一つだという。


また、Ciusは持ち運びしない時にはオプション品のドッキングステーションに置いておける。

ドッキングステーションに置かれた姿はさながら少し大きなディスプレイを持つ卓上電話機だ。Ciscoならではといっていいだろう。基本的に豪華なデスク用電話端末を兼ねるタブレットであり、実際に海外の複数メディアでもそう評されている。対応するネットワークは3G/4Gの携帯電話回線、Wi-Fi。Bluetoothやカメラも搭載されている。ドッキングステーションから離し、携帯する場合はバッテリー駆動となり、最大駆動時間は約8時間。

CPUはIntel Atom 1.6GHz、Android OSのバージョンは不明。価格も現時点では未定。

その他の大きな特徴はAndroid Marketを利用できる点だろう。

国内も含めてCiscoの電話機を導入している企業は非常に多く、米国のみならず世界的に売れる可能性を秘めている。もちろん価格次第だろうが、少なくとも自分のデスクの卓上電話機をCiusに変えてほしい、と思う方は多く存在すると考えられる。




【情報元、参考リンク】
Cisco/Cius紹介ページ

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