約2週間前、HTCがPalm買収に動いているという情報が流れ、実際に具体的な交渉に入っていたようだが、彼らの結論が出たようだ。
HTCはPalm買収を綿密に検討した結果、十分なシナジー効果を得られる見込みがないとして実施しないことに決めたという。これによりPalmは単独で立て直しを図るか、別の売却相手を探さなければならない。Palm買収にはLenovo、HP、Dell、Ciscoなども関心を持っていると噂されている。
Palmが経営的に厳しい状態に陥った理由はPalm Pre PlusやPixi Plusなどの製品の販売成績が良くないからだ。
これらの製品の在庫を数十万台以上も抱えてしまっているとの話であり、何とか捌こうと大々的な値下げキャンペーンまで行っている。
それでもスマートフォン市場はAppleのiPhoneの勢いが留まらないばかりか、GoogleのAndroid OSを搭載した端末の勢力も広がりつつある。Palmの勢力が衰え始めている状況を打開するには何か大きな策が必要になるが、その見通しも立たない。
しかし、PalmのCEO、ジョン・ルビンスタイン氏は同社の単独での生き残り策を一応示している。
PalmのwebOSを端末メーカーに対してライセンス提供する道で状況が打開できるかもしれない、という。ライセンス提供することでwebOS搭載端末が増えれば、確かに勢力が拡大する可能性はある。今のAndroid OS搭載スマートフォンの勢いをみれば、ルビンスタイン氏がそう考えるのも納得できる話だ。
だが、そう易々と上手く行くようであれば、そもそもルビンスタイン氏が同社の売却を検討するはずもない。実際にはHTC以外の相手とも交渉中とされており、依然として救いの手を求めているようだ。
情報元:HTC out of the running for Palm, Lenovo emerges as the leading candidate
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