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HTC EVO 4G発売に向け4G回線網の整備を進める米Sprint。カンザスシティにも今夏導入

米国では今夏、早くもWiMAXに対応したAndroid OS搭載スマートフォンが発売される予定だ。3月23日から3日間、米ラスベガスで開催された無線通信業界コンベンション「CTIA Wireless 2010」で発表された「HTC EVO 4G」がその商品だ。

HTC EVO 4GはAndroid OS 2.1を搭載し、4.3インチの高精細大型ディスプレイ、映像出力端子としてHDMIまで備えた高機能端末だ。CTIAではHTC以外にもサムスン、京セラなどからAndroid端末の発表があったが、メディアに一番大きく取り上げられた端末がHTC EVO 4Gだった。

日本への導入は予定されていないが、それでもこの端末は気になる存在だ。

そして通信事業者のSprint NextelはHTC EVO 4Gの発売に合わせ、4G回線網の拡張に取り組んでいる。

Sprint NextelのCEO、ダン・ヘッセ氏は7日、カンザスシティにも今夏に4G回線網を導入することを明かしている。同社はすでにいくつかの都市で4G回線を導入しているが、今後はボストン、ニューヨーク、サンフランシスコなどへも拡張する予定にあるということだ。

なお、HTC EVOの特徴は下記の通り。
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 1GHz
  • OS:Google Android OS 2.1
  • ディスプレイ:液晶4.3インチ。解像度800×400。
  • 通信規格:CDMA2000 1x、モバイルWiMAX
  • 無線LAN:IEEE802.11 b/g
  • 無線LANルーター機能:最大8台まで接続可能
  • Bluetooth:2.1
  • カメラ:背面800万画素、前面130万画素
  • 映像出力:HDMI
  • USB:micro USB
  • 外部メモリ:microSDカードスロット。最大32GBまで対応
  • ヘッドホンジャック:3.5mm
  • Flash対応

HTC EVO 4Gのプロモーション動画はこちら。



情報元:Hesse: Sprint will offer 4G service in Kansas City in early summer

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